またまた断酒の造語を考えた。
「撥酒(はっしゅ)」
撥酒とは、酒を寄せ付けないこと。
今朝、散歩の途中で、畑の里芋の葉っぱをみて、その撥水から考えた。
里芋の葉っぱの上に転がる水滴の写真は、撮影し忘れたので、ネット上で探して、借りて来た。
撥水とは、水を弾くこと。
撥酒とは、酒を弾くこと。
(弾くとは、 寄せ付けないこと。排除すること。)
サトイモやハスの葉は、水滴を弾く。どんなに雨が降っても、表面に水滴が付着することはなく、ツルンツルンと、落ちて行く。
あの、水を寄せ付けないのがどうなっているのか調べたら、表面がツルツルの真っ平らなのではなく、極小の粒粒で覆われているのだ。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
と言われるように、ハスは泥の多い環境に咲くが、その葉も花も、その表面の特殊構造により、自浄作用があり、綺麗な状態を保っている。
そのことからこのことわざは、周りが汚れた環境であっても、それに染まらずに清らかさを保っていること、を意味する。
この葉っぱの自浄作用のことを、ロータス効果と言うのだそうだ。
私は、酒を断ってからの一日一日が、サトイモやハスの葉っぱの表面の粒粒なのではないかと思う。
断酒の粒粒で自分をどんどん覆えば、酒なんぞツルンと、弾き飛ばす、撥水効果ならぬ、撥酒効果が期待できる。
断酒初めの頃、周囲に誰も断酒仲間がおらず、丸で酒地獄の中で、自分だけは飲まずにいるのが大変だと思うことが多々ある。
そんな時、このハスのように、
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
と、自分を鼓舞して見たらどうだろうか。
私の今の心境こそ、
「我は酒より出でて酒に染まらず」
である。
超強力な撥酒作用を纏って、酒だらけの世の中を生きているような気がする。
一日一日の、飲まない日々を積み重ねつつ、酒害を学び、酒の正体を暴き続けることにより、自分の撥酒能力は高まって行く。
今日からあなたも、ロータス効果で撥酒!を目標にしてみたら如何かな!?
さて、昨日の記事へのいぷさむさんからの質問にお答えしようと思う。
私が書いた火の断酒、水の断酒は、日蓮上人の信心に対する見解を元に書いた、比喩的なものである。
NA1001さんへの励ましのコメントは、末永く続く水の断酒を後押しする、とても貴重で奇特な行為なので、出来る限り続けてあげるのが、良いと思う。
それは、NA1001さんだけでなく、いぷさむさん自身の断酒のチカラにもなることだから。
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