先ずは、ズバリ、短歌をば。
『酒は毒!? バズるは断酒 その日こそ ガッツポーズだ! 我ら断酒er』
バズるとは、ネット上で一時的に急激に何かが拡散することで、主にその発端はSNSであることが多い。
ネット上で何かが拡散し、人気が出ると、その何かは爆発的に売れるわけだ。丸で今流行のタピオカのように。
ところが、断酒がバズって拡散しても、何も売れない、どころか、酒が売れなくなる。まあ、断酒が流行って売れるようになるのは、精々が炭酸水くらいだろうか。
断酒がバズる日、メーカーや国は慌てることだろう。
ヤ、ヤバイ!酒の正体がバレてしまった!
何とかこの酒の真実の拡散を食い止めないと!
酒を飲んだくれ共に飲ませ続けないと!
とまあ、このように、有り得ないことを想像すると楽しい。
ある特定の銘柄の酒や、ちょっと変わった酒の飲み方がバズることはあっても、酒を断つこと、断酒がバズるわけがない。少なくとも今の日本ではネ。
日本人はブームが好きなので、ひとつ、何とか、断酒がブームになると良いのだがなあ、と考える。断酒のブームが去っても、きっと断酒の良さが残る。
話は変わって、最近、気の合った断酒仲間とチャットのようなものをやっているのだが、素面はいいなあと、改めて感ずる。
誰かが何かを書き込むと、それを読んで思うことをまた別の誰かが書くのだが、文章はしっかりしているし、相手の気持ちを考えた言葉遣いだし。
いつも書いていることだが、断酒の仲間は、ただ同じように酒を断っていると言うだけで、不思議な連帯感があり、言葉のやり取りだけでも、何故か癒される。
話を戻して、断酒がバズる、思い切り大胆な未来を想像してみる。
その日、私たち断酒仲間は皆、ガッツポーズを決めて、円陣を組んで、エイエイオーと、気炎を上げることだろう。
酒を飲むことが異常で、酒を飲まないことが当たり前であることが、やっと、世の中に認知され、酒を飲んでいるなら、断つべきであると、そんな流れが常識になれば、世の中変わるだろう。
尤も、先にも書いたが、酒が売れなくなれば、メーカーは青息吐息だろうし、国も酒税収入が激減して、狼狽える。
こんな、酒なんぞと言う、人体に有害で、巨額の社会的損失の原因飲料が、世の中にこれだけ当たり前に飲まれていること自体、大いに問題があるわけだ。
夢物語だが、断酒がバズる日がいつか訪れることを祈念する。
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