朝、聴いていたラジオから、ボニー・タイラーのヒーローが流れて来た。
おぉ!この軽快な曲。久しぶりに聴いて、何だか血沸き肉躍るような、武者震いするような感覚が身体に現れた。
私たちには断酒のヒーロー(ヒロイン)が必要で、どこかから来てくれるのを待つのではなくて、自分がそれになるのだ。
ヒーロー(ヒロイン)は、そもそも、飲んだくれの酔っ払いなど、全くのお門違いである。
1週間後の日曜日に、今年の3月以来となるオフ会があり、今日は参加者の方に待ち合わせ、お店、会費などの情報をお知らせした。
今回は、久しぶりに会う方ばかりで、ひとつだけ同じ条件なのは、私に会ったことのあること、だけ。
今回の参加者同士の間では、初対面の人もいるわけだが、皆さん私の顔は知っている。
ここで、いきなりオフ会の話を出したのは、オフ会ではいつもそうなのだが、自分の断酒に至る経緯と、今の心境などを、出席者一人一人に語ってもらう時、その一人一人が、断酒のヒーロー(ヒロイン)として、輝いているのだ。
出席者の人は、我が身に引き比べながら、話者の口から出る言葉ひとつひとつを、真剣に聞く。
参加者のお一人お一人が、それぞれ映画を1本作れるくらいの、断酒ストーリーを持っている。
その断酒ストーリーの中で、お一人お一人がヒーロー(ヒロイン)なのであり、酒を断っている今、キラキラと輝いているのだ。
断酒仲間の間で、自分が話し、相手に聞いてもらい、相手が話し、自分が聞く。これが、実に愉快なのである。
断酒に至る経緯は、似ている人がいるとしても、決して同じではない。個人個人で、違う。
自分の生活する中で、周囲には、断酒のことを話せる仲間はいない。
それだから、オフ会は、大いにも盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてしまう。
オフ会に来て、自分が話し、仲間にそれを聞いてもらっている間は、自分が断酒のヒーロー(ヒロイン)になったような、そんな気分に浸れる。
実際のところ、一人一人が、断酒のヒーローであり、ヒロインであることに、間違いないのだが。
1週間後、どんな話を聞けるのか、とても楽しみだ。一度聞いたことのある人の話でも、何度聞いても、心に響く。
みなさん、私の初期の頃からのブログを読んでいて下さり、私が忘れていたエピソードについて、質問されたりして、ドキッ!っとすることもある。
因みに、一番受けて、多くの人にいつも言われる私のエピソードは、息子の頭のとら刈り事件である。
あれは、本当に酷い話だ。
息子よ、ゴメン!
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