今日も酒で失敗した人のニュースが目に飛び込んで来た。
毎日のように、ではなくて、毎日必ず酒絡みの事件・事故が報道されている。私の目に触れるのは氷山の一角に過ぎないだろうから、もっと小さな酒絡みの失敗は、世界中至るところで起きていることだろう。
『酒で失敗』をググると、検索結果が山のように出て来る。
ならば、その逆やいかに!?
『酒で成功』をググってみた。
結果はどうだったかって?
これが、あまりにも意外で、おもしろすぎてクスッどころか、声を出して笑ってしまった。
『酒で失敗』の検索結果なんて、誰でも想像がつくので、詰まらん。
ところが、
『酒で成功』の検索結果は、えぇ!なんだこれ!?てな感じ。
検索前は、ごく少数の、飲酒による成功談でも出て来ると思っていたのだが、全くの期待外れ。
で、どうだったの?早く教えてくれって??
ちょっと引っ張り過ぎたかな(笑)
『酒で成功』の検索結果に山のように出て来たのは、何と、『断酒で成功』した話ばかり。結構な驚きである。
『酒で成功』とは、グーグル先生によれば、『断酒で成功』のことらしい。
そう言えば、酒で成功した体験談は聞いたことが無い。酒で失敗した体験談なら、私は自分のことをいくらでも語れる。今これを読んで下さっている読者の方も、失敗談ならいくらでもお持ちのことだろう。
過度の飲酒を繰り返して、何かに成功した人はいるのかな?
そもそも、成功とは、物事をうまく成し遂げるとか、目的のとおりに成し遂げることである。
アルコールが脳に回った状態で、うまく、目的のとおりに何かを成し遂げることは、誰にも出来ない。交通法規を守った車の運転でさえ、泥酔状態では不可能なのだ。
『酒で失敗』は、古今東西の数えきれない人数の飲んだくれ共が身をもって実証済みの、紛れもない事実である。
一方、『酒で成功』した人は、恐らくいないのではないか。
酒を造って売って成功した人はいるが、酒を過剰に飲んで成功した人はいない。
何故ならば、アルコールが脳に回ってラリってしまうので、人間として何事も成し遂げることは出来ないからである。
失敗と成功について、はっきりと分かっていることは、次のとおりである。
何でもいいから手っ取り早く失敗したいのなら、過度の飲酒を心がけると良い。その目的は否が応でも達成される。
(テーブルの下で仲良くしてるちぃちゃんとみぃちゃん)
何かに成功したいのなら、先ずは酒を断つことだ。断酒が成功へのファーストステップであることは間違いない。
つまり、飲んだくれている限り、失敗する確率はかなり高いが、成功することは万が一にも無いと言うことだ。
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