朝晩冷え込むようになって来た。冬将軍の到来である。
北海道の断酒仲間からは、今朝雪景色の写真が送られて来た。
日本の四季は、飲んだくれには好都合で、春夏秋冬、なんだかんだと酒を飲むのに適しており、結局は365日いつだって酒を飲む。
冬の、冷え込む夜の酒はまた格別で、身体を温めたり、冷たくなった心にアルコールを注いで、暫しお花畑の別世界へとトリップしたりしていたのを思い出す。
夏は夏で、ギラギラの太陽が照り付けて暑くて仕方ない中で飲む、アルコール入りの炭酸の喉越しが、中々に酒から自分を離れがたくしている。
昨日、酒で成功はあるのか、と書いたが、飲酒で成功など考えても無意味。
私たちのように自分で自分の飲酒問題に気付いた人は、断酒で成功があるのみだ。
なので、飲まないアル中を目指すなら、酒を断つことが、人生の最優先事項なのである。
飲んだくれだった私が、酒害から全く開放された今のような生活が出来ているのは、酒を断つことを最優先にしたからである。今では酒を断っている意識が無くて、自然に、ただ酒から離れた生活が出来ている。
こうして毎夜断酒のブログを綴ってから就寝するのを日課にしているので、一日に一度は必ず断酒と向き合う。
ところで、せっかく断酒を開始しても、ある期間断酒して、スリップし、泥沼状態に戻り、また断酒してある期間経つとスリップし・・・のような悪循環から抜けられない人がいる。
或いは、酒断ちが継続出来ていても、心の中できっぱりと酒の縁が切れていない人もいる。
元飲んだくれの飲まないアル中にとっては、どんな心境でも、矢張り、酒を飲まないでいること、酒を断つことが人生の最優先事項である。
酒を飲まないでさえいれば、人生何とかなる。酒に逃げてしまえば、結局は元の木阿弥。一瞬だけ気持ちよくなるかもしれないが、それだけのこと。
毎晩大酒を飲んでは泥酔し、だらしなく眠ってしまっていた私でさえ、今では就寝前にこうして、断酒に関する文章を書くことが出来ている。一滴もアルコールが身体に入っていないからこそである。
大体、夜遅くに文章を書くなどと言うことは、酒を飲み過ぎてラリッてしまった頭には不可能な芸当である。
それがどうだ。シラフならば、眠い目をこすりながらでも、コーヒーを啜りながらでも、書けるのだ。
『断つことが 最優先の 人生ぞ』
酒を断ちさえすれば、そしてそれを継続してさえいれば、人生何とかなる!
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)