仕事帰りのかみさんと待ち合わせ、練馬大鳥神社の酉の市を見て来た。
神社の境内は、商売繁盛、家内安全と叫びながら、熊手を売る人、買い求める人でごった返していた。
神社の近くの路地には、実に多くの露店が出ていて、たこ焼きやら焼きそばやらじゃがバターやら、その他色々と売っていた。
小さな子を伴った家族連れも多かった。道端に座り込んで、酒を飲んでいる人も沢山いた。缶ビールや缶酎ハイを片手に、歩きながら飲んでいる人も多かった。
気温が低く、外は寒いのだが、お祭りの熱気でムンムンとしていた。
私とかみさんは、雑踏の中を歩くのがキツくて、早々にお祭りの場を退散して、家路に就いた。
もはや私は、酒を飲んでいる人や、大っぴらに売られている酒を見ても、ほぼ無反応になったなあと、帰りの電車の中で思ったことだった。
子供たちはそれぞれバイトで夜遅いので、地元の行きつけの店で外食して帰ろうと寄ってみたら・・・あれれ、臨時休業の張り紙が。
「予約するほどの店でもないけど、電話してみれば良かったね」とかみさん。
「スーパーで何か買って帰ろう」と私。
店の予約で思い出したが、巷では、予約の無断キャンセルが問題になっている。店側にしてみたら、迷惑どころか大損害になるわけである。気軽に予約、気軽に無断キャンセルの風潮は良くない。
店の予約からの連想で、ふと心に浮かんだことがある。
予約するのなら、来年の、飲まない自分を自分に予約してみたらどうだろう、と。
年内は飲んで、来年の元旦からやめよう、などと考えている人も中にはいるかもしれない。たぶん、大晦日からの飲み続けの勢いで、元旦も飲んでしまうので、そう言う計画はうまく行かないだろう。
来年の飲まない自分を実現するには、今日からやめることだ。
12月から1月にかけての年末年始は、断酒erにとっては鬼門である。一年の中で、世の中に酒がこれほど幅を利かす時期なのも、年末年始だから。
もう世の中はクリスマスムード一色になりつつあり、これから年末年始にかけて、パーティやら忘年会やらで浮かれ騒ぐことが多くなる。
来年の飲まない自分の予約のためには、12月1日の忘年会参加は打って付けだと、自画自賛する。
この年末年始を酒なしで乗り切る、パワーと知恵が手に入る忘年会である。参加される方は、きっと得るものがあるはず。
昨年に比べると、参加される方の人数はちょっと少ないけれど、その分濃密なお話が出来そうで、とても楽しみだ。
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