昨日の記事へのすいかさんのコメントで、気付いたことがある。
どんなコメントか知りたい方は、ひとつ前の記事に戻って、コメント欄を見てほしい。
何年も酒を飲まずにいても、固い断酒の決意が揺らぐことがあること。
それのトリガーは、テレビドラマやバラエティ番組のワンシーンであること。
私はテレビと言えばボクシングの世界戦くらいしか見ない。従って、テレビドラマやバラエティ番組と言うものは、若い頃から見たことがない。なので、話題になったドラマなども、全然知らない。
結婚してからは、家族がドラマや歌番組やバラエティを見ているのがたまに目に入るくらいだ。
そう言えばうちのかみさんは、結構熱心にドラマを見ている。彼女は生来酒とは縁が無い人なので、飲酒のシーンなどは全く意に介さないけれども。
ところがこれ、断酒をしている人には、目の毒であることは間違いない。ドラマには筋書きがあって、酒を飲むシーンへとつながる理由が展開されているはずなので。バラエティ番組では、本物の酒をうまそうにタレントが飲んでいるわけだし。
無意識にドラマの世界に入って行くと、あたかも飲酒することが理に適っており、自分のしている断酒が不合理なことなのではないかと、そんな間違った考えに囚われることもあるはず。
また、旅番組などで、地酒などをうまそうに飲むタレントを見れば、思わず自分も飲みたくなってしまうことだろう。
こと酒及び飲酒のシーンに関しては、無防備に観賞するのは良くないと思う。ドラマの筋書きからは逸れてしまうけれど、批判的に見るのが良い。
・こんな場合に、酒なんか飲んでもあかんやろ!
・この状況から逃げるために、酒飲んでるだけやん!
・酒なんぞ飲んでも、何の解決にもならんやろ!
何でもいいから、飲酒のシーンは自分で批判しながら見ないと、ついつい引き込まれてしまうかもしれない。
脚本家は、酒を、オシャレなアクセサリーのように、場面展開の小道具のように、使っている。
酒を適度に飲める人には、それはそれで間違っていないだろうが、私たち現役のアル中には、大いに間違っているのだ。何故ならば、アル中にはオシャレな酒の飲み方など出来やしないからである。
飲酒のシーンに惑わされ、自分の断酒の決意がぶれないようにしないといけない。酒のウソは、自分で見抜かなければならない。
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