曇天の寒空の下、かみさんと運動がてら散歩。
咲いている梅を見付けて、びっくり&パチリ!
今年は、梅の咲くのが早い。桜の開花予想も早いそうだ。
電車の一駅分を歩き、途中駅から乗車して、買いものに。
珈琲豆やお菓子などを売っている店へ。
飲んだくれ時代には見向きもしなかった、お菓子などをかみさんと選ぶ。
断酒前後で私の好きな食べ物、飲み物には大いなる変化があった。
酒を飲んでいた頃、私は甘いものは食べず、牛乳を飲まなかった。
今では飲んだくれ時代とは打って変わって、飲み物もおやつもかみさんと同じものが好きになった。
居酒屋や焼き鳥屋から足が遠のくと共に、酒のつまみのような食べ物は全然食べなくなった。
初期の頃は、焼き鳥屋の煙が鼻腔に侵入すると、酒を飲みたくていてもたってもいられず困ったものだが。
今は、ダメ。あのアブラ臭いのが、ダメ。
外食も、月に一度程度になってしまった。外で誰かが調理したものを食べるより、肉魚野菜を買って来て、自宅でかみさんか私が調理するのが一番だ。
例えば、水。
人間が生きて行く上で空気と共に、水は無くてはならない。
飲んだくれ時代、水の味には無頓着だったが、今では飲み水には拘っている。
例えば、牛乳。
家族が好んで飲む牛乳だが、私は敬遠していた。
それが今、私も牛乳を飲むようになり、しかも銘柄によって味が違うことを知った。
例えば、野菜。
飲んだくれ時代は、焼き鳥とか刺身とかモツ煮とか、そんなものが大好きで、食べる野菜はキャベツくらいだったかな。
断酒後、地元の路地物や、八百屋の店先に置いてある野菜を吟味して買って来ては、食べるようになった。
水も牛乳も野菜も、実にいろんな種類があり、それぞれ味わいが違い、おもしろい。このおもしろさは、酒を断った先にあった。
酒に拘っていると、酒しか見えないので、先に進まない。
酒を捨てると、それまで見えなかったもの、自分に無関係だと思っていたものが、向こうから勝手に飛び込んで来る。
酒を捨てた先にあるものは、何でも面白い。
酒を飲んでアルコールで腐った頭では、面白いも何もあったものではないが。
人生、酒だけで終わってしまうのは、全く詰まらない。
因みにこれは、最近飲んで美味かった牛乳。昔懐かしい瓶で、紙のフタ。容量は180CC。値段は250円くらいするので、良く見かける紙パックのものに比べると、高い。
けれども、飲んでみると、え!なにこれ!今まで飲んでた牛乳はなんだったの!?
酒なんぞやめてしまい、牛乳でたまに贅沢しているところが、自分でもおもしろい。
他には、たまにちょいとお高い豆腐を買ってみたり、珍しいフルーツを買ってみたり、かみさんとスイーツの店に行ってみたり。
酒なんぞで酔わずに、素面で楽しめるおもしろいことが、酒を捨てた先には、沢山ある。
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