今日の午前中、私がひとりで留守番をしていると、ピンポン!とドアホンが鳴った。
ガスの法定点検とのことで、東京ガスの人(青年)が、外の給湯器を点検してから、室内のガス機器の点検のため、玄関から中へと入ってきた。
猫のちぃちゃんは、家人以外の人が来ると、ブルブル震えて、とにかく逃げて行く(笑)
そんな飼い猫の様子を見て、自分がかつて、酒に逃げていたことを思い出した。
30年以上もの間、酒を逃げ先にしていた。でも、逃げた先の危険性にやっとこさ気付いて、酒から逃げた!そんな感じだ。
人は、危険を感じると、そこから逃げる。
それは、人間に備わった正常な感覚からの行動だが、どういうわけか、逃げる先が酒の場合がある。
酒に逃げる、酒に逃げ込む。
通常、危険を感じて逃げた先は、少しは安全な場所のはずだ。しかし酒の場合、身の危険ではなくて、精神的苦痛からの逃げ場所であり、そこは危険地帯。
飲んではいけない自分であることを理解したからこそ、やめたのに、何か嫌なことがあったり、壁にぶち当たったりすると、手っ取り早い逃げ場所として、酒を思いつく。
せっかく酒から逃げたのに、また酒に逃げることがある。スリップである。
酒に逃げるのか、酒から逃げるのか、自分は一体どちらなのか。
「に」と「から」の違いだが、英語にすると、前者はintoであり、後者はfromだ。
アル中が酒を飲めば、into即ち飛んで火にいる夏の虫である。
アル中が酒を断てば、from即ち三十六計逃げるに如かずである。
どんなことがあろとも、酒が猛スピードで追いかけて来ようとも、とにかく、酒から逃げなければならない。
酒に逃げてはならない。結局、酒に逃げた人は、そのまま酒に溺れてしまうのだ。
そんなことを考えた午前中だった。
午後から、4月のオフ会で知り合った方のお店へ、餃子を食べに行った。
駅で待ち合わせして、家族で食べた。
もっちもちで、うまい!息子と私は、ごはんをお代わり!ごはんのお代わりが無料と言うのも、嬉しい!
餃子もうまいけれど、ちょっと外が暑かったので、この、ジョッキに入って運ばれてきた、水も、最高にうまかった!
酒に逃げていたら、自分だけの世界だが、酒から逃げると、自分の目の前の世界が広がる。
冷たい水が最高にうまいし、家族と仲良く出来るし、飲んだくれ時代とは何が違うかって、何といっても、ごはんが美味い。
酒に逃げずに、酒から逃げろ!
これが、今日ののみすけからあなたへのメッセージである。
え?もう、酒からは十分に逃げて、何千キロも距離が離れたって?
それは、素晴らしい!
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