今日も・・・寒かった。
ここのところのブログを読み返すと、寒かった、寒かったと書いてある。
春はどこへ行ってしまったのかな~
今日は、かみさんと、家から数駅離れたところに出来た、大型の商業施設へ買い物に出た。昨年に出来たことは知っていたが、来たのは今日が初めてだ。
デカくて、広くて、天井が高い!そこそこ買い物の人はいたが、これだけの空間であれば、三密は心配ないだろうと思われる。
結婚以来、車を持たない生活をしているので、私たちはどこへ行くにも、電車かバス。そして、自分の足。
この商業施設は、駅からは結構離れており、往復歩いたので、いい運動にもなった。
帰宅後、寛いでいる時に、かみさんとこんな会話をした。
「そう言えば、お酒の売り場ももの凄かったよ。あの広い売り場の、棚の一面が、全部、ありとあらゆるお酒で埋まってた」と、かみさん。
「え!?酒?へぇ~!オレ、全然気付かなかったけど・・・」と、私。
「あなた先にレジの外で待ってるって出ちゃったでしょ。私が並んだレジの近くが、お酒の棚だったから・・・」
その郊外型の大きなスーパーに入って、私が興味を持って見て回ったのは、野菜、米、肉、魚、総菜、それとコーヒー豆売り場くらいだった。
私の心の中から、酒への関心が良い意味で欠落しているわけで、後から気付いてこれほど嬉しい「欠落」は他に無い。
断酒を開始してから数年は、たぶん酒への未練が心に残っていたのだろう、酒売り場が気になった。
普段行く店でも、初めて訪れる店でも、酒売り場を見ては、新しい酒やら、珍しい酒やらをチェックしていた。飲むわけでもないのに、気になるのは、まだまだ酒が飲みたい心の現れだろう。
今日、かみさんに言われて、改めて自分の心から酒が消失していることに気付かされた。
初めて行く店では、どこにどんな商品が陳列されていて、どれくらいの種類があるのだろうと、キョロキョロして見て歩くのだが、酒に関しては全く気付かなかったし、気にもしていなかった。
どんどん酒が心の中で希薄化している。私の心から酒が消えることはないだろうが、このまま更に希薄化を続けると思われる。
断酒断酒と騒いでいた頃のブログを読み返すと、力んで、突っ張って、酒を何とか嫌いになろうと孤軍奮闘している。
今、私の心の中では、酒、飲酒、断酒、は、ブログを書くための素材に過ぎなくなっているようだ。
もちろん、酒に対する警戒を常に怠らないでいることは、終生アル中の自分には絶対に必要なことなので、これだけは忘れないが。
飲んだくれアル中オヤジの私でも、酒を断ち続けて8年目にして、この心境になれた。
あなたにもきっと、酒が心から消える日が訪れる。
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