私の住むところでは、午前中から強雨となった。風も強かった。
我が家では皆が、日中はじっと家に籠り、それぞれの好きなことをして過ごした。
こういう時、猫が2匹もいると、そして我が家では家族全員が猫好きなので、とてもとても癒される。
もともと室内飼いの猫たちは、ずっと家に籠っているわけだが、おっとりと自分たちの生活を楽しんでいる。
我が家の猫たちは、我々人間に、もっとリラックスしてゆったりと過ごしなよ、と生き方を教えてくれているようだ。
外は激しい雨。内は家族と猫でリラックス。
これは、酒を飲むには絶好の場面ではないか。
私が酒を断っていなければ、きっと朝から飲んでいたに違いない。
昼食時に、何故か私の飲んだくれ時代の話になって、娘が、
「そう言えばお父さん、私たちを良く立ち飲み屋に連れてったよね?」と。
私:「あぁ、そんなことあったよな~」
娘:「焼き鳥はうまかったな~」
息子:「オレ、おやじのレバ刺し食ってたな」
私:「まあ、あの頃は酒が大好きで、居酒屋も大好きで。。。な」
息子:「でもさ、立ち飲みって、腹にたまるものないよね」
娘:「そそ、子供の行くとこじゃないよ」
この後も、延々と食事をしながら、オヤジの飲んだくれ時代の話が続いた。
居酒屋と言えば、新型コロナウィルス感染症の蔓延により、外で飲むのを自粛する人が増えている。
では、これまで居酒屋で飲んでた人は、どこで飲むの?
家で飲むわけだ。
それで「おうち居酒屋」なるものが流行っているとのこと。
何のことはない、家飲みのことだが、外で飲めなくなった旦那さんのために、優しい奥さんが、家で居酒屋気分を味わってもらおうと、ツマミやら飲み物やらを工夫しているのだと。
飲んだくれ時代の私なら、小躍りして喜びそうな話ではあるが、今の私からすると、この「おうち居酒屋」は、恐怖の居酒屋である。
外で飲むときは、居酒屋の閉店時間があるので、そこで物理的に飲むのが一旦終わるわけだ。
ところが、「おうち居酒屋」は、家で飲んでいるわけで、閉店時間もないし、家に帰る必要もないので、私のような飲んだくれは、だらだらといつまでどれだけ飲むか分かったものではない。
もちろん「おうち居酒屋」を楽しめる人は、それで良い。
私には「おうち居酒屋」は恐怖だと言っているだけである。
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