当初の政府の方針では、5月6日までが緊急事態宣言の期間だった。
それが更に延長されて、5月31日までとなったわけだが・・・
私の住む街では、今日から営業を再開する店が多く見られた。
用があってターミナル駅へ昼間出たのだが、人出がGW前の3倍くらいはあるように感じられた。
人々の心が緩んでいるようだ。
何だかイヤな予感がする。
一旦は減ったように見えて、5月末に向けて、また感染者が増加して行くのではないか。
飲んだくれて日々泥酔している人は、コロナを巡る日常の変化には無頓着かもしれない。酒を飲んで酔っ払っている時間が長くなればなるほど、何も考えなくなるから。
さて、昨日の記事、
『断酒は苦しみから喜びへ変化する』
は、別の角度から表現すると、今日の記事タイトル、
『断酒は酒を変えず、断つ者を変える』
となる。
私にとってのアルコールが主成分の酒なる飲料は、断酒の前後で何ら変わらず存在している。
私が断酒したからと言って、酒そのものには、何ら変化は無い。
酒ではなくて、断酒した私が変わった。酒に対してはまるで別人になった。
実は、今日のブログタイトルは、キルケゴールの名言、
『祈りは神を変えず、祈る者を変える。』
から、ふと脳裏に浮かんだ。
セーレン・キルケゴール。
私が若い頃から一番好きな、デンマークの哲学者。
『死に至る病』が、有名な著作である。
最近聖書を読むようになって、キルケゴールの言っていることが、肌で理解出来るように感ずる。
もうひとつ、断酒にぴったりのキルケゴールの名言は、断酒に挑もうかどうか迷っている人には、ぴったりだ。
『挑戦すれば失敗するかもしれない。しかし、挑戦しなければ、あなたはすでに失敗している。』
断酒したいけど、どうしよう、出来ないかもしれない。途中で飲んでしまうかもしれない。などと、うだうだ考えているだけで実行しない人は、挑む前に既に断酒に失敗している。
3つ目に紹介するキルケゴールの名言。
『人生は、後ろ向きにしか理解できないが、前を向いてしか生きられない。』
これは、3年前のブログで紹介している。
あなたがどんなに酒を飲みたくても、飲みたくなくても、酒そのものは全く何も変わらない。エタノールが主成分の、合法的な単なる薬物飲料である。
断酒を決心し、実行したあなたの心は、どんどん変わる。日々の変化は微々たるものだが、数か月、半年、1年と経過すると、かなり変わる。
そして、3年も経てば、あなたは確実に変わっている。
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