猫のちぃちゃんの実家(?)へ、夫婦でお邪魔して来た。
4年前の10月、友人の実家(茨城県)でのこと。生まれたばかりのちぃちゃんを含む3匹の赤ちゃん猫の育児を放棄して、飼われていた母猫が何処かへ行ってしまった。
子猫を産んだ場所が、離れたところにある物置小屋の中だったので、発見が遅れてしまった。
気付いた友人の奥さんは、急いで子猫を保護したのだが、ちぃちゃんの兄弟猫2匹は、栄養不良とノミにやられて死んでしまい、ちぃちゃんだけが生き残った。
保護されたちぃちゃんは、ミルクをもらい、トイレも教わって、すくすく育った。そのお宅では元々雑種の雌犬を飼っていて、ちぃちゃんより4~5歳年上なので、ひと月半くらい、その犬はちぃちゃんと暮らしていた。
友人宅でその犬を見て、
「ちぃちゃんのこと覚えてるかなぁ?」と、友人の奥さんに聞いてみた。
「さあ?どうかなあ。ちぃちゃんとっても小さな子猫だったし。今もう、6キロあるんでしょう?」と奥さん。
私が猫のちぃちゃんに最初に会ったのは、断酒4年目の11月3日。たまたま何かの用で訪れた友人宅に、本当にたまたまちぃちゃんが保護されていた。
飲んだくれが続いていたら、恐らく猫は貰わなかったか、貰っても、今のようにきちんと可愛がって世話が出来たかどうか分からない。
酒を飲んで酔っ払ってしまったら、餌をあげたり、トイレ掃除やら、飲み水の交換やら、貰って来た私がせずに、家族任せになってしまったことだろう。
私の場合、猫を飼うにしても、断酒あったればこそであって、断酒による生活の変化がもたらした幸いだったのだと思う。
犬を大好きな人、猫が大好きな人、意見が分かれるところだろうが、それぞれ可愛い。
猫は、身体が臭くなく、気まぐれで、寝てばかりいて、でもいざと言う時は自分の背の高さの3倍くらいは軽くジャンプする。
寒い冬の夜は、生きるぬいぐるみの猫を睡眠の共にすると、至福の夜を味わうことが出来る。
酒よりも猫を愛す
妙な表現だが、今の私は、酒よりも猫なのだ。
自分が酒を断っていればこそ、ちゃんと猫の世話を出来るし、猫の体調不良にもすぐ気づくことが出来る。
昨日のブログにコメント下さった、猫のキラちゃんも私と同じで、断酒してから、きちんと猫と向き合えるようになったと、何度かのメールのやりとりでおっしゃっていた。
私は猫だけれども、あなたは、犬かもしれないし、ハムスターかもしれないし、小鳥かもしれないし、その他のペットかもしれない。
もし、何かの生き物を飼っているなら、断酒してよかったことを実感していることだろう。
断酒すれば、家族、つまり人間との関係が修復出来て、更にうまく行くようになるのだから、ペットの関係だって、うまく行くに決まっているのだ。
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