♪ビルのまちに オエーッ
夜のデンシャーに オエーッ♪
鉄人28号?
なんなのこれ?
夜遅くに、アルバイトから帰宅した息子から発せられた言葉。
「もう、コロナなんて関係ないんだね、酔っ払いがめっちゃ増えてるよ!」
古過ぎて恐縮だが、息子の話を聞いて、ガオーではなくて、オエーと吠えてる酔っ払いが頭に浮かび、子供の頃の鉄人28号の歌が浮かんだ次第。
私は夜遅くの繁華街や電車などには無縁だが、息子の見聞してくる夜の街や遅い時間帯の電車での酔っ払いの増殖は、手に取るように分かる。
息子の観察では、これまでの自粛生活の中で、外で酒を飲めなかった鬱憤を、これでもか!と晴らすために、これまで以上に過度に飲んで酔っ払ってるような感じだと言う。
そう言えば、東京とは言えかなり郊外の我が家でも、深夜から早朝にかけて、大騒ぎする酔っ払いが増えて来た。
コロナ禍が去ったわけでもなく、ただ国の方針が緩くなっただけなのに、飲みたくて酔いたくてうずうずしていた飲んだくれ共は、ここぞとばかりに飲酒に走っているようだ。
これまではそれぞれの自宅に閉じ込められていたヨッパライが、夜の街や電車に、ぞくぞくと戻って来ている。
♪ビルのまちに オエーッ
夜のデンシャーに オエーッ♪
ヨッパライは、絶対にこの世からいなくならない。
ヨッパライは、ある意味ウィルスのようなものだ。
地球上に酒ある限り、ヨッパライは増殖を続ける。
私はヨッパライには、絶対に戻りたくない!
彼らヨッパライを、冷静な目で観察すると、かつての自分がそこに厳然として存在している。一滴でも飲めば、自分も「戻って来たヨッパライ」になってしまう。
ヨッパライの世の中での存在価値は、ゼロ、いやマイナスでしかない。
酒を飲んで豹変し、悪いことをする、恐ろしい存在、それがヨッパライ。
飲み過ぎた翌朝、二日酔いによる不調で、日常生活を放棄する、それがヨッパライ。
これまで、酒を提供する夜の店が、自治体からの営業自粛の要請があって、休業していたり、時短営業していたりしていた。
なので、飲んだくれ共は、夜遅くまで外で酒を飲みたくても、それが出来なかったわけだ。
巷の酔いどれ共の行動は、今やほぼコロナ禍の前に戻ったのだろうか。
戻って来たヨッパライは、能天気なもので、断酒などとは無縁の存在だ。
またぞろ、酒絡みの事件・事故がこれまで以上に起こることが懸念される。
コロナ禍の外出自粛の中にあってさえ、日々ヨッパライの事件は報道されていた。
ヨッパライからと、酒からと、1億光年の距離を置き、関わらないようにしよう。
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