降りそうで降らない、どんよりとした空だった。
時おり日が射した。
私の利用する最寄り駅の前の広場には、今日もアル中爺さんが数人、いつもの場所で朝から定番のストロング缶を飲んでいた。
一体、飲んだくれのアホタレは、この惑星・地球上にどれだけ棲息しているのかな。
私もかつてはその一人であったわけだが・・・ 断酒によって、飲んだくれのアホタレからは脱出した。
【ABCニュース】
— 断酒男爵 (@anomiyakun) June 23, 2020
「酒を飲んでいたことは覚えているが、その後の記憶がない」31歳男逮捕 無免許で一方通行を車で逆走し高齢女性をはね逃げた疑い https://t.co/CqOwQMnYX7
このニュースは、酒の恐ろしさを突いている。
「酒を飲んだことは覚えているが、その後の記憶がない」
これが、酒酔いの本質ではないか。
飲酒の怖さを端的に言い表している。
アル中であろうとなかろうと、酒を飲む人の多くに、このような経験があるはずだ。
泥酔した日の翌日、ズキズキと痛む頭、込み上げる吐き気、全身の筋肉痛を抱えながら、昨夜確かに酒を飲んだことは覚えているが、その後の記憶がない、と。
酒で記憶が飛んでいるのだ。
飛んでしまったのが記憶だけならば良いが、酒でやらかして、首が飛んでしまった人もいるのではないか。
酒は飲み過ぎることにより、記憶も首もちょん切れてしまうのだ。
あな、恐ろしや、酒!
やれ、恐ろしや、飲酒!
連日のように、酒酔いによる凶悪な事件が報道されているのに、自分だけはそんなことには無関係だと決め込んで、大酒を喰らっている飲んだくれ。
どんなに酒豪と言われる人でも、酒には勝てない。
何しろ、酒とはアルコールなる薬物であるから。
人間が薬物に勝てるわけがない。必ず負ける。
酒を飲まずにいられない人は、毎夜、記憶がなくなるまで飲み、酔い潰れる。
日中飲まずにいられる人はまだ良いが、朝から酒を飲むようになって、その内に24時間体内にアルコールが残留するようになって、正真正銘のアル中になる。
こうなると、酒で、人生が飛んでしまう。
解決方法は一つしかなくて、断酒なのだが、24時間体内にアルコールが残留するようだと、強制的にそれを切るしかなくなる。
毎夜こうして酒の恐ろしさと、断酒の素晴らしさを書いていると、私の脳内でますます断酒力がUPしているのが分かる。
飲酒で首も記憶も飛ぶ。
断酒で首も記憶もつながる。
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