梅雨の晴れ間で、暑い日だった。
散歩に出て、興味をそそられる草花を見付けて写真を撮った時、それの名前が分かるようになったので、楽しみが増えた。
pghimejiさんから教わった、グリーン・スナップと言うスマホのアプリに、撮影した写真を送ると、AIが自動判定してくれる。
AIの自動判定でも不明な場合があるけれど、グリーン仲間と言うのかな、そのアプリを登録している仲間が、この草花は〇〇ではないですか、と教えてくれる。
AI判定でも分からなかった草花の名前を誰かが教えてくれた時、最後は、人と人とのつながりなんだなあ、と、温かくて親切な人たちに、心がほっこりするのだ。
私がUPした花の写真を見て、花の名前を教えてくれる人は、もちろん素面だ。花の写真を撮影して、その名を知りたいと願っている私も、もちろん素面。
酒をやめてから、道端に咲く小さな草花に目が行くようになったと、いつも書いているが、更に進んで、それの名前をどうしても知りたくなった。
アルコールが完全に抜けて、クリーンになった脳は、真実を欲するのではないか。
酒を飲み続け、薬物アルコールに支配された脳は、虚偽で満たされているので、真実など遥か彼方の銀河の果てだ。
この点だけ考えても、素面は強いなあと思う。
昨日の、偽断酒仲間の件にしても、素面であれば、必ず見抜くことが出来る。酒が入っていない脳は、あらゆることに敏感に反応し、胡散臭い人間や行動については、「ん?」と、アラームが鳴る。
これが、酔っ払っている場合、いとも簡単に騙される。薬物アルコールが脳に滞留していると、ほんの簡単な四則演算でさえ誤るわけだから、人や事の正邪を見抜けるわけがない。
同じ場面に遭遇しても、素面ならば危険を察知して、避けて通るので、何も起こらないが、酔っ払いはその危険に自ら頭を突っ込み、被害者や加害者になることが多い。
素面最強、酔っ払い最弱である。
私の好きなボクシングに例えて見よう。
泥酔してへべれけの若者と、全く酒など飲まない素面の老人がリングでスパーリングをすると仮定する。あり得ない設定だが。
へべれけの若者は、威勢だけは良いかもしれない。素面の老人は、見た目ヨレヨレかもしれない。
だがこれ、全く勝負にならないだろう。へべれけの若者は、足がもつれて焦点も定まらず手足を動かしている積りでも、すぐに勝手にダウンしてしまうことだろう。
素面の老人は、へべれけの若者に一切触れることなく、ただ立っているだけで、3分が終わる。
生きて行く上で、素面が最強である。
あなたも、たった今から断酒して、素面で生きて行こう。
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