東京では、今日の 新型コロナウィルス感染症の感染判明者が243人。
感染経路不明の人が多いとのこと。
私は酒を断って以来、今日まで約7年4か月、夜の街をあっちこっちとふらついたことがない。
飲んだくれ時代は、外で飲むと、3軒くらいは梯子していた。1軒目に入った店は覚えていても、2軒目はうろ覚えで、3軒目は全く記憶にない。そんなパターンが多かった。
酒をしこたま飲んで酔っ払った人は、自分がどのような経路を辿って家まで帰って来たか、分からない。
一体自分はどこへ出没していたのか、全く分からないことは、後から考えてこれほど恐ろしいことはない。その記憶にない場所で、どんな言動をしたのだろうか。
そして今、 新型コロナウィルスが、いつどこで自分の身体に侵入して来るのか分からない。ウィルスは見えないが、確実に存在している。
素面ならば避けて通る場所も、酔っていたならば、飛んで火にいる夏の虫にならぬとも限らない。
ウィルスを確実に避けることは不可能だが、自らの行動を制御することで、感染のリスクを下げることは出来る。
ところが、酒に酔うと、逆に自らを感染のリスクに晒すことになる。
緊急事態宣言が解除されてから、私の住む街では、深夜まで飲み朝方まで騒ぐ酔っ払いが増えた。電車も乗車率がかなり上がって来た。
私は、用があって都心へ出るときは、なるべく空いた電車で、人混みを避けて、もちろんマスクも着用している。用が済めば、余計なところをうろうろしないで、すぐに帰って来る。
アルバイトで帰りが遅くなる息子に聞くと、夜の街の酔っ払いと、夜遅い電車に乗っている酔っ払いが増えて来たそうだ。
街は、コロナ前の喧騒に戻りつつある。違うのは、人々の多くがマスクを着用していることぐらいか。
新型コロナウィルス感染症の蔓延には関係なく、酒を飲み過ぎて自己を喪失してしまうことが如何に危険なことであるかは、一度でも酒で失態を経験したことのある人ならば、知っているはずだ。
あなたは、飲酒した前夜の記憶が飛んでしまったことが、あるだろうか。
もしある人で、今は酒を断っているなら、それが大正解である。
もしある人で、今でも酒を飲んでいるのなら、即刻断つことだ。
なぜならば、同じことを必ずいつの日にか、繰り返すからである。
「あ”ぁ~、またやっちまった!今回は取り返しがつかない!」
こんなことになる前に、自分にとっての諸悪の根源である酒を断つことだ。
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