初秋の秩父路を、かみさんと歩いて来た。
と言っても、その距離わずか3kmあまりだけど・・・
私たち夫婦が楽しみにしている鉄道会社のウォークイベントは、コロナ蔓延防止の為、数か月中断されていたが、7月くらいからボチボチと再開された。
今日のスタートは、横瀬駅。
着いた時は雨で、傘を差してリュックも濡れないように急遽レジ袋でカバーを作って覆ったりして、ゆっくりと歩きだした。
せっかく来たのに、非情の雨。残念だな~と、話しながらとぼとぼ歩いていたら、スタートから10分も経たない内に、方向音痴の私たちは、既に道を間違えていた(笑)
気を取り直して、地図を見て、ウォークのルートに戻り、歩いている内に、どんどん雨の勢いは弱まった。
最初のポイントの『横瀬農産物直売所・アグリマルシェよこぜ』に着く頃には、(私たちはやはり晴れ夫婦なのかな)雨が降り止んだ!
直売所は最近建てられたそうで、新しくて広くて、野菜だけでなく近隣の農家や店の、米、和菓子、洋菓子、パン、総菜なども売られていた。
秩父駅近くのファミレスでゆっくりと昼食をして、帰りの電車に乗ろうと駅のホームに降りたら、青空が見えた。
思い起こせば、夫婦でウォーキングのイベントに参加したり、ハイキングしたりするようになったのは、断酒してからだった。
断酒初年度の9月に、高麗の巾着田へかみさんと訪れた時、目に映る初秋のあれこれが、とても鮮明で感動したことを記憶している。
早いもので、あれから7年が過ぎた。
あの頃中学生だった息子も娘も、今は大学生だ。
早春に酒を断ち、魔の夏を乗り越えて、初秋を迎えた頃、アルコールに汚染されていた脳が、断酒6カ月を経て、クリーニングされてシャキッとしたような感じだった。
これが、酒飲みのままだったとしたら。。。
酔っ払って歩くのは危ない。
ヨッパライはまっすぐに歩けない。
ヨッパライは、歩道と車道の区別すら出来ない。
前から車が来ても、後ろからクラクションを鳴らされても、ヨッパライは気付かない。
ヨッパライは、季節の花や風に全く気付かない。
酒を飲んで外を歩くことは、自分の過去に照らし合わせると、危険としか言えない。
酒を全く飲まずに参加する、今日のようなウォーキングイベントは、電車賃くらいでとても楽しめる。
秋を身体全体に感じて、歩く心地良さ。
目から耳から鼻から秋が身体に入って来る感覚。
肌に、秋が触れる感覚。
このように、ド素面ならば、歩きながら、初秋を満喫出来る。
話変わって、昨日の記事の冒頭写真のバターナッツだが、早々と断酒仲間の女性の方が、調理法と食べた感想を教えて下さった。
オーブンで丸ごと焼いて食べたそうで、味は、ほぼカボチャだって!
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