ここのところ、早起きの私とかみさんは、夜明けの頃の朝焼けを見ては感動している。
今朝も綺麗に焼けていた。こういう日は、晴れる。
午前中、のんびりしていたら、断酒仲間の女性(Aさん)から仲間内のSNSに、家族の飲酒問題についての悩みの告白があった。
ご主人が昨夜、深酒で泥酔して帰宅し、やらかした件についてだった。
そのやらかしは、丸で、私が翻然として悔い改め、断酒を決意した夜の出来事を彷彿とさせた。
しかもだ。なんと、ご主人は、それをしたのは自分ではなくて、Aさんだと言い張ったのだとか。Aさんは、ご主人への怒り心頭に発し、叩いてしまったそうだ。
Aさんが、家にある酒を全部捨てるから!と凄むと、ご主人は、どうぞ!どうぞ!意味ないよ!また買ってくるから!と、ケロっとしているのだそうだ。
あぁ。。。_| ̄|○
Aさんのご主人は、かつての私である。
人に自分の酒のことをとやかく言われたくない!
自分は少し飲み過ぎただけなのだ・・・この次はきっとちゃんと飲める!
と、このような思考で、酒をやめる気など毛頭なくて、この次はいかに悪酔いせずに飲むか、そればかり考えている。
家族に掛けてしまった大迷惑など、どこ吹く風である。
それで、Aさんからは、このような場合、どうしたら良いかと相談を受けたのだが、ズバリこうすれば良いとの名答は無いのだ。
酒でやからした本人は、軽重はあっても、アルコール依存症に間違いない。否認の病と言われるほどなので、本人に諭しても、自分がアルコール依存症なる病であることは、きっと認めないだろう。
Aさん自身が断酒を決意して実践している方なので分かってらっしゃることだが、自分で気付き断酒する行為は、ある意味「悟り」と同じだ。
本人が気付いて自分の意志で断酒すること。
このことが出来る人は、極々少数だ。ポイントは、誰かに言われてするのではなく、自分で気付き、決意し、断酒を実行すること。
この断酒の悟りについて、気付かない人に気付かせて気付くように仕向けることは出来ないだろうか?
気付いてしまった私たち断酒人(だんしゅびと)からすれば、気付かない飲んだくれは、歯がゆい。
Aさんに、ご主人が酒から醒めたら、アルコール依存症であることを諄々と諭したらどうか、とのアドバイスが、他の仲間からあった。
恐らくAさんのご主人は、自分がアルコール依存症であることを否認することだろう。それが、アルコール依存症の特徴である。否認の病。
それでも、理解力のある人であれば、じんわりと時間を掛けての諭しで、いつの日か気付くかもしれない。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)