最近、ドキッと言うか、え”⁉と言うか、妙な驚きを経験した。
何に驚いたのか・・・
もう疾うに亡くなってしまったであろう、と勝手に思い込んでいた人(Aさん)が、生きていたことに。
以前、当ブログで何度か取り上げた、アルコール依存症の当人が書いている、あるブログ。
ちょうど昨年の今ごろ、「もう長くない」との記述と共に、血液検査の結果の写真が貼ってあり、γーGTPが1000を越えている。
私は、Aさんはもう長くないだろうと思って、その記事が最期を示したものと決め込んでいた。なので、その後そのブログを見に行くことは無かった。
最近のことだが、以前にそのブログを紹介したことのある親しい断酒仲間が、ブログ主がまだ生きており、そのブログが更新されていると教えてくれた。
えぇ!本当に??
半信半疑ではあったが、早速登録してあるブックマークから見に行ってみると、今年に入ってから二つ記事があって、ひとつは9月頃、まだ生きていること、もうひとつは今月、連続飲酒が止まらず、生きているのが辛いと。
Aさんは、私と同じ時期に断酒と断酒のブログを始めた。妻子があって、仕事もきちんとされていた。
数度ではあったが、私もお互いのブログでコメントのやり取りをしたことがあった。
だが、Aさんは酒が止まらず、入退院を何度も繰り返し、仕事も妻子も失った。
Aさんは、私より一回りは若い。
Aさんには、何とか立ち直ってほしいのだが、一年前の段階でγーGTPが1000を越えていて、今連続飲酒が止まらないそうなので、断酒して回復へと向かうのはかなり難しいことだろう。
短い文章ではあるけれど、ブログを更新しておられるのは、ほんの少しだけ断酒したい気持ちが残っているからだろうと思う。
何人かの方が、今からでも断酒してはどうかとか、医者に行けとか、色々と心配してアドバイスのコメントを入れているが、それに対してのAさんからの答えは無い。
私と同じ、7年前の3月に断酒と断酒ブログを始めたAさん。私よりかなり若い方なので、あのまま断酒が継続していれば、きっと温かい家庭を取り戻し、活き活きとした生活をしていたに違いない。
だが、酒はAさんを蝕み、その生命の炎を消し去ろうとしている。
酒の魔力は、本当に恐ろしい。
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