いよいよ寒くなって来た。
今日は、今冬一番の冷え込み。
若い頃は暑い夏が好きだったが、今では全く違い、寒い冬が好きだ。暑い夏は、体力を消耗するので、敵わない。
冬は、寒ければ厚着するだけで、温かい。我が家では、暖房は最小限にして過ごしている。一冬暖房を使わないことがほとんどだ。
飲んだくれ時代は、酔うと寒さなど忘れ、いつの間にかソファーや、敷物の上でそのまま寝ていた。風邪を引くことも多かった。
それがどうだろう。断酒以来、そんなことは皆無になったし、風邪も引かなくなった。
酒に酔うことのバカバカしさを考えるが、それにしても、連日、飲酒による事件・事故の報道を目にする。
酒に囚われ、酒の奴隷となって、酒にかしずく。酒に囚われるとは、アルコールを主人と仰ぎ、その奴隷に成り下がること。
金と時間をたっぷり使って、アルコールの奴隷となり、果ては刑事事件を起こしても、主人であるアルコールは、面倒を見てくれぬ。
このことをよくよく考えると、飲酒のバカバカしさが身に染みて分かると言うものだ。
酒を飲んで酔っ払って、暴れたり、暴言を吐いたり、誰かをぶん殴ったり、道路で寝込んだり、電車で終点まで行ってしまったり、財布を紛失したり、ぼったくりに遭ったり・・・数え上げればキリが無い。
何のために酒を飲むのか、など考えて酒を飲む人はいないが、酒を断つ時には、何のために断酒するのかの理由はきちんと存在する。
何となくするのは飲酒だが、確固たる理由があってするのが断酒だ。何となく断酒した人を、私は知らない。
私は酒を断ってから随分と経ったが、分かったのは、とてもシンプルなことだ。
酒なんぞ飲まなくても、楽しい。
酒なんぞ飲まない方が、楽しい。
酒を飲んで楽しいのは、薬物アルコールが脳に作用しているから。
このことが良く分かった。現に、酒を飲んでいた頃に比べて、今の方が断然楽しい。酒なんぞ全く不要である。
バカバカしきもの、それは飲酒。
なのだが、現役の飲んだくれの人は、このことを逆にバカげたことだと主張するはずだ。
「酒はオレの人生だあ!」
「自分から酒を取ったら、人生何が楽しいんだ?」
「酒のない人生なんて考えられない、考えたくもない!」
かつての私も、酒を飲めない体質の妻のことを、人生の楽しみの半分を失っていると真剣に、気の毒に思っていたわけで。。。_| ̄|○
バカバカしきもの、それは飲酒。
微力ながら、このことを、もっともっと世の中の多くの人に知らしめて行きたい。
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