昨日、巣ごもり飲酒家庭急増の記事を取り上げた。
コロナ感染が急拡大している中で、外出自粛の要請が出たり、外出を控える風潮になって、家にこもるケースが増えて来ている。
外で飲もうと、内で飲もうと、酒には変わらぬが、私の経験では、家で飲むほうが、気が緩んで量が増えることは確か。
(因みに私が大失態をして、断酒を決めた時の大量飲酒は、家での飲酒だった・・・)
春頃からコロナ禍と言われ、外飲みが敬遠される一方、安心して飲める家飲みが人気のようだ。
コロナ禍の中、人混みを避け、手洗い、手指の消毒、うがい、マスクなどで、 新型コロナウィルス感染症には超敏感になっている。
一方で、酒(アルコール)に対しては全くの無防備であって、アルコール禍に陥っている人が多いのではないか。
楽しんで飲んでいる人ばかりでなく、このご時世、リストラやら、家のローンが払えないやら、減収やらで、自棄酒(やけざけ)の人もかなり多いのではないか。
アルコールは、手指の消毒には、その本来の効果を発揮してくれるが、これを飲用にすると、人体や社会に様々な悪さをする。
政府やマスコミは、コロナのことばかりを取り上げているが、コロナ禍の陰に、アルコール禍がじわじわと広まっていることを、問題視してほしいものだ。
コロナ禍は、 ウィルスの蔓延が終息し、新型コロナウィルス感染症に罹患する人の数が減って来れば、社会的も落ち着いて来ることだろう。
やっとコロナ禍に一区切りがついて、社会がコロナ禍の前に戻ったと思ったら、コロナ禍の中で、アルコール禍がとんでもない勢いで蔓延していて、手の付けようが無くなっているかもしれない。
新型コロナウィルス感染症は、検査で判明し、陽性の場合、強制的に入院などの形で隔離されるが、アルコール依存症の場合は、本人が病院へ行かない限り、その病気であることすら判明しない。
新型コロナウィルス感染症と違って、アルコール依存症は、感染はしないけれども。
先日忘年会のオフ会をやった、餃子の安亭・新宿店のすぐ近くに、大きな家電の店があって、少し早く集まり過ぎたので、安亭開店までの時間、そこで待っていた。
私の記憶では、その家電のフロアには、カメラとか、その他の家電が並べられていたはずだったが、店内が改装され、ワンフロアが全て酒売り場になっていた。
試飲コーナーもあって、そこでは日本酒やワインを数百円で試飲出来る。家電屋さんで酒を売っているのにも、とても驚いた。
コロナ禍は、人々を底なしの不安に駆り立てる。酒の味を知っている人ならば、このように非常に多くの銘柄の酒を取り揃えている店で、色んな酒を買い求め、自宅でグビグビ飲むのかもしれない。
このコロナ禍にあって、とうの昔に酒を断っておいて、本当に良かったと思った次第。
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