今日は暖かな日だった。
ここのところ寒い日が続いたので、気温が高いだけで嬉しかった。
寒い時に何が嬉しいかと言えば、室内ならば暖房であり、外にいるなら焚火に手をかざして温まること。
心が冷え込んで寒い時、何が嬉しいかと言えば、自分のことを心配したり励ましたりしてくれる、温かい言葉ではないか。
その言葉は、対面で直接掛けてくれたり、電話だったり、メールだったり、LINEなどのSNSだったり、様々である。
対面や電話だと、思っていることを伝えやすいが、メールやチャット、その他短い文章でのやり取りで行うものには、注意が必要だ。
相手にどう伝わるのか、相手がどう受け止めるのか、言葉ひとつの表現の仕方で、相手が悲しんだり、怒ったり、喜んだりするからである。
今から5年前に、他人の痛みについて書いた記事がこちら。
会ったことがあるなしに関わらず、SNSなどでは、そのツールの先に必ず生身の人間がいるわけで、何の気なしに気軽に放った言葉が、相手を深く傷つけてしまうかもしれない。
最近はほぼ無いけれど、かつては当ブログのコメント欄に、酷い言葉で中傷や誹謗のコメントが入ったこともあった。
それらを読んでは、怒り心頭に発したり、悲しくなったり、恐ろしくなったりした記憶が今蘇った。
自分だけではどうしようもない時、助けを求めたら、ブログ読者の何名もの方から、温かいメールを頂いたことがあった。
そこには、励ましの温かい言葉が書かれていた。
電話やZOOMなどで直接誰かと会話するのと違い、文章として誰かの目に入る言葉は、使い方によっては、棘のように刺さることもあるし、傷口を癒す薬のように作用することもある。
断酒は初期の頃が苦しいが、その時に、断酒の先輩や、一緒に断酒している人から掛けてもらう温かい言葉は、本当に嬉しいし、励みになるものだ。
私は、初期の頃、このブログに苦しさを吐き出していたが、何人もの方から、激励の温かいコメントを貰って、その時期を乗り切ることが出来た。
言葉は選びに選んで、相手が喜ぶような、ほっこりするような、笑顔になるような、そんな言葉を発信して行きたい。
コメントを下さる方の、温かい言葉にも、私はいつも助けられている。
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