今日は冷え込んだ。明日も冬日のようだ。
立春はとうに過ぎたとはいえ、まだ2月なので、寒さは致し方ない。
人間と言うのは現金なもので、冬になればそろそろ春が恋しくて、春になればそろそろ夏が恋しい。夏になれば秋、秋になれば冬・・・
だからと言って、飲んだくれている場合、酒なしの生活が恋しくなることは、先ずないわけだが。
今自分は、断酒のどんな段階にいるのだろう、と不安になることがあるかもしれない。過去に書いた記事で、断酒後の一応の段階について紹介している。
それぞれの段階を、〇〇期と称し、大体の期間が示されているが、実際のところこのような段階があるのかどうか、今になってみると定かではない。
尤もらしくそれらの時期について解説している本を読んだ時には、ほほー、と納得したものだが、人によって違うことは確かである。
確信をもって言えることは、一日一日、地道に酒を断ち続ければ、今置かれているステップから次のステップへといつの間にか移行する。
自分でも気づかない内に、階段を一段上がっている。断酒の階段が何段あって、最終的にはどうなるのかは知らないが、飲まないでいるだけで、上へ上へと移動して行く。
断酒の継続を、階段の昇降に例えるのは、とても分かりやすい。やめている期間が長い人ほど、その人の上った階段の数も多くなり、どんどん高いところへ移動している。
だが、たった一回の再飲酒で、この断酒階段を転げ落ちる。そして階段の一段目の下、即ち、平面へと戻る。
生きている限り、私たち断酒人のネクストステップは、ずっと続くのだ。一段一段、慎重に上って行く。
私は何段に来た。あなたは何段にいる。と、具体的なところは分からないし、人によって到達する段階も、速さも異なるので、比較することは出来ないし、意味がない。
断酒のネクストステップは、そこへ行こうとして行けるものではなくて、到達して振り返ったときに分かるものだ。
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