ついに、花粉の本格的飛散が始まった。
昨日から、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目の痒みが酷い。
毎年のことながら、これには参るし、慣れることが出来ない。春の恒例行事とでも言おうか。
私は、ここ10年くらい、花粉症で医者へ行くことは無い。医者へ行っても、根本的に治るわけではなく、対症療法の薬が処方されるだけなので。
医者では、具体的には、抗アレルギー(抗ヒスタミン)薬としての、目薬と内服薬を数週間分処方されるだけ。
同じ成分の薬が薬局で手に入るので、わざわざ医者へ行くこともなく、市販薬で済ませている。
断酒以来、春夏秋冬、このブログを書き続けている中で、スギ花粉の本格的な飛散が始まるこの時期に、いつも感じること。
それは、抗アルコールは自分の心ひとつで可能だが、抗アレルギーは精神では対応が全く不可能である現実。
日中、花粉症対応の不織布のマスクをしていても、くしゃみの発作には抗えず、ハクション!の連発。その後は、鼻水がズルズルと水道の蛇口状態。目も痒くてたまらない。
酒を断って一時期は、花粉症も軽くなったように感じたが、錯覚だったようだ。
私は、アレルギーとアルコール、それぞれに不治である病を抱えている。
アルコールに関しては、今のところほぼ完璧にコントロールが出来ているので、症状は皆無である。
アレルギーに関しては、症状が出たらば、対症療法の薬に頼らざるを得ず、更にその効果は限定的だ。
症状としては、アルコールのほうが致命的であって、人生を破壊する程の強力さであり、アレルギーに関しては、私の場合花粉の季節が過ぎれば、症状も消失する。
私の場合、アレルギーは季節的であり、アルコールは年中無休である。
ひと口にアレルギーと言っても、花粉症ばかりではなくて、他のアレルギー、例えばアトピーであるとか、特定の食品に関するアレルギーなどは、年中無休の対応が必要である。
これらのことを考慮しても、抗アルコールの方が、抗アレルギーよりは遥かに御しやすいと言える。
私は二十歳のころから花粉症を患っており、酒もそのころから飲み始めて、いつしかアルコール依存になった。
病としては、同じくらいの長い期間私の身体に巣食っているわけだが、片やアルコール依存症は断酒によって症状を抑えることが出来ている。
と言うわけで、抗アレルギーと抗アルコールについて、考えてみた次第。
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