朝からとても良い天気に恵まれたが、気温が低く寒い一日だった。
タケノコを目当てに、7時ごろ自転車で出掛けたが、手袋がほしいくらいの寒さだった。
あちこちの無人販売所を回ってみたが、タケノコは売られておらず・・・。。。_| ̄|○
せっかく寒い中を出て来て、手ぶらで帰るのもなあ、と思い、イタドリを採ることにした。のだが、採取場所の足場が悪くてバランスを崩し、前に倒れ、右膝を大きな石にぶつけてしまった。
(>_<)イテテッ!
やっちまっただよ~(T_T)
恐る恐る、右足のジーパンを裾からめくりあげてみたら・・・
あぁ、膝小僧の真ん中あたりの皮膚が丸くえぐれて、出血している。久しぶりの怪我。
イタドリには止血と鎮静の効果があることを知っていたので、若葉をいくつか採取して、良く揉んでから傷に当てた。暫くすると、痛みが和らぎ、出血も止まった。
今日の出来事で、飲んだくれ時代に、朝起きて、手足や顔に痛みを感じ、見ると切り傷やら擦り傷やらがあったことを思い出した。
飲んだくれの酔っ払いは、ただ歩いているだけで、電柱にぶつかったり、足がもつれて転んだりして、怪我をする。
素面であれば、怪我をしたその時に、その状態を把握し、適切な処置をするのだが、酔っ払いは、自分が怪我をしたことさえ分からない。
誰か一緒の人か、通りがかった人が気付いて、適切な処置をしてくれれば良いが、深夜に一人で酔っ払って怪我をしたら、最悪の場合、死が待っている。
出血したら止血しなければならない。道で倒れたら、車の来ないところへ移動しなければならない。骨折したら、無闇に動かさずに添え木をして、医者へ行かねばならない。
このようなことは、酔っ払い本人には出来ないことだ。
酔っ払いが自分の怪我に気付かないのは、アルコールによって麻酔が掛かっているので、痛みを感じないからである。
これも恐ろしいことではないか。
痛覚は、人間が自分の身体を危険から守るためには、とても大事な感覚だ。これを麻痺させてしまうのが、酒(アルコール)である。
例えば、画鋲で身体のどこかを刺したら、痛い!と飛び上がるわけだが、泥酔していたら、画鋲が刺さっても気付かないで、翌日、酒から醒めた頃、急に痛みを感じるわけだ。
飲んだくれ時代の知人に、酔っ払って自転車で電柱に衝突した人、隣で飲んでいたヤクザとケンカになり、ビール瓶で頭をぶん殴られた人がいる。前者は足を骨折し、後者は頭部の切傷で数針縫合した。
小さな傷でも、既にばい菌が侵入しているかもしれないし、大きな傷なら出血多量で瀕死の状態かもしれない。
酔っ払うことは、とても怖くて恐ろしい。
やはり、断酒が一番である。
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