今日も昨日に引き続き、近所へ野菜を買いに自転車で出掛けた。
我が家にはママチャリが２台あって、６段変速のと、変速機が無いのと。
６段変速の方が漕ぐのが楽なのだが、最近は足を鍛えるために、変速機が無い方のママチャリで出掛けることが多い。
小一時間近所を走り回ると、これが結構な運動になっているのだ。
昨日買ったトウモロコシが甘くてジューシーで、とてもうまかったので、今日も無いかな？と見て回ったが、どこもかしこも先客有りきのようで、売り切れていた。
昼前に帰宅し、ちょうど昼ご飯を食べ始めていた家族に合流した。
かみさんと息子が、何やら酔っ払いについて話し合っていた。
買って来た野菜を台所に置き、私が食卓に着くと、息子が、
「ヨッパライは酔っ払わないといけないんだよ！それが使命なんだから。」と、いきなり。
私はその発言に至る途中の話を聞いていなかったので、息子から発せられた言葉が突拍子もなくおもしろかった。
話の経緯を聞いてみると・・・
先日も書いた、かみさんが日頃使っている駅の近くで、緊急事態宣言中なのに、飲んだくれたヨッパライたちが最近多く出没していることについて、母子で話し合っていたそうだ。
ヨッパライは酔っ払うのが使命。
とてもおもしろい表現だな、と思った。
使命とは、与えらた任務であり、責任をもって果たさなければならない。
そうか、世のヨッパライ共は、酔っ払うことが使命であったわけか。なるほど。与えられた任務をきっちりと遂行しているわけだな(笑)
ばかばかしいが、そう考えると、世のヨッパライ共が着実に日々酔っ払っていることについて、別の角度から考えることも出来そうだ。
それにしても、ヨッパライ諸氏は、何と珍妙で情けない使命を帯びて、日々酒を飲んでいることか。酒を飲み酔っぱらうことが、ヨッパライの使命とは。
飲んで酔うことは、酒を飲みさえすれば誰にでも出来ることで、取り立てて努力が必要なわけでもない。
一方、酒を断って飲まないことは、元々飲んだくれている人がやろうと決意して実行するものだが、かなりの努力が必要とされ、やめようとする人の誰にでも出来ることではない。
断酒人は、酒を飲まずに素面で生きること、生き切ることが使命である。
今日も明日もその先も、命ある限り、酒は飲まない！
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