台風８号は、当初予想されていたよりも北側を通過したので、東京は左程の影響は無かった。
私の居住地では、朝に雷が鳴り、雨が激しく降った。午前中には雨も上がり、天候は曇り空から晴れへと変化した。
午前中、私の居住地では雨が上がったので、傘を持たずに出かけたら、降りた駅では雨が降っていた。あ～あ、参ったな・・・と、歩き出したが、小雨だったので、ほぼ濡れずに済んだ。
こんな雨の中でも、歩きタバコをしている奴（ヤニカス）がいて、大いに迷惑だった。距離を取ってすれ違っても、激烈に臭い。ヤニカスは他人の迷惑など露ほども意識に無くて、吸わずにはいられない自分のニコチン中毒を優先している。
こんな煙突みたいな輩に対して、歩行喫煙を注意しようものなら、逆切れされ、暴力沙汰になるのは必定。なので、私はヤニカス煙突人間を見付けた時、すれ違うなら距離を思い切り取り、前方にいるなら足早に追い越す。
このようなヤニカスは、誰の諭しも聞き入れない。それは、アル中が他人からの断酒の助言を全く聞き入れないのと同じだ。ヤニカスの耳に念仏。アル中の耳に念仏である。
ヤニカスもアル中も、薬物にハマっているのは同じことだ。片やニコチン、此方アルコールである。これらの薬物を摂取するために、タバコを酒を買い求め、プカプカゴクゴクしている。
ヤニカスもアル中も、自分の薬物摂取を優先するので、他の人にどんな迷惑が掛かっているかなど、全くお構いなし。
私はかつて、自分がヘビースモーカーであり、ヘビードリンカーであった。タバコの方を先に断ったが、ニコチンとアルコール、ダブルで薬物にハマっていた期間は２０年以上はあるはずだ。
なので、ヤニカスの心理も、アル中の心理も、手に取るように良く分かる。
酒に話を絞るなら、アル中の耳は、自分のことを心配してくれる話や、自分の為になる諭しなどは、一切受け付けない。それを受け入れることは即ち、断酒へとつながるからである。
大好きな酒を飲めなくなってたまるか！
この私も、現役の飲んだくれ時代、身内であっても友人であっても、酒をやめなさいと教え諭されたとしたら、大いに反発して、寧ろ飲酒量が増えたかもしれない。私に酒を断てと助言してくれた人は誰もいなかったけれど。
私に関しても、アル中の耳に念仏は成立していたわけなので、断酒に関しては、アル中自らが気付き、酒をやめる方向へ自分を持って行く他に道は無い。
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