今日も30℃くらいまで気温が上昇し、暑かった。
夏が戻って来たのか?
と思いきや、明日は一気に冷えて、最高気温が22℃で曇天の予報だ。
天候が変わりやすい秋の空は、昔から、「女心と秋の空」「男心と秋の空」などと、男女の心が移ろいやすいことの例えに使われるくらいだ。
男心、女心、それぞれあるわけで、人の心は移ろうのが当たり前だと言うこと。断酒の心、即ち、断酒心(だんしゅごころ)も、最初の頃は秋の空のように移ろいやすい。
落ち着いた日もあれば、飲みたくてへろへろの日もあれば、その日の環境や体調によって、断酒心があっちへふらふらこっちへふらふら。
「よし!酒をやめるぞ!」
意気込みだけは凄まじく、酒を断つことはすぐにでも出来たかもしれない。或いは、やめる、飲み続ける、の思いが逡巡し、実際の行動まで時間が掛かったかもしれな。何れにしろ、酒を断った後、当初のモチベーションを維持し、ブレずに生活出来る人は少ない。
私は、自分の心が大いにブレて困り果てた。ブログに心境を吐露しているので、8年前の過去記事を読み返すと、右に左に大いに揺れ動く心がそこに現れているのが明白である。
メトロノームの棒が左右に揺れるように、断酒の心が大きく揺れていた頃が、秋の空だったのかな。
よく晴れた空にぽっかりと浮かんだ雲を見て、そんなことを思った。
私が良く野菜を買いに行く辺りに、毎年一面を秋桜(コスモス)で埋め尽くしてくれる畑があり、今年も開花前の秋桜が、青々と育っている。
因みに冒頭の秋桜の写真は、そこから少し離れたところの畑の際に咲いていたもの。
来月の半ば頃には、満開を楽しめるはずで、今から期待している。右を見ても左を見ても、秋風に揺れる秋桜が、自分を取り囲んでいるその様は、丸で別世界。
素面であればこそ、堪能出来る、見事な秋桜の開花の様子。
断酒当初の、秋の空のように移ろいやすい心をコントロールし、ブレの幅を少しずつ小さくして行くこと。地味だが、とても大切なこと。
心の中がいつも晴れて、青空が見えているように、多少の雲があるのは良いとしても、暗雲で覆われてしまわないように。
それにはどうしたら良いのか?自分で工夫するのが良い。藻掻いて、苦しんで、ジタバタして、それでも酒を飲まずに、酒を断つ。
今日は、移ろいやすい秋の空から、始めたばかりで右も左も分からずにうろうろしていた頃の断酒の日々を思い出したので、断酒心と秋の空について書いてみた。
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