雨になる予報だったが、曇天のまま、降らなかった。
私を含め、家族の者は皆、傘を持って出たが、使うことは無かった。
10月もそろそろ終わる。一週間後は、もう11月。晩秋から初冬へと移り変わる。
気温が下がり、季節が秋から冬へと進むと、寒いころに酔ってやらかした数々の失態を思い出す。
春・夏・秋よりも、なぜか冬に酒での失態が多いのは、私だけだろうか。他の季節ではなくて、冬に飲み過ぎるのは、一年の終わりと初めの年末年始があるからかも知れない。
酒害とは、酒による害。
私には、幸いにして酒が原因と思われる身体の故障は今のところ現れていない。が、アルコールによる脳への損傷は、かなり高い確率で起こったと思っている。なので、これから、その後遺症或いは実害が出て来てもおかしくない。
30年以上も大酒を飲んでおれば、全く飲まない人に比べて、脳が何らかのダメージを負っていることは、想像に難くない。CTを撮れば、委縮しているかも知れない。
飲酒による身体へのダメージ、家族関係の悪化・崩壊、信用の喪失、その他あらゆる損失は、酒を断って正気に戻った時に、懺悔することになる。
私の場合は、たまたま幸いなことに、酒の害に気づき、酒を断った時、身体はそこそこ健康で、家庭も何とか崩壊を免れていた。
それでも、酒により失われた金品、信用、自尊心などを考えてみれば、自分のこれまでの飲酒生活に対しては、何とも言えぬ後悔が心の底にどんよりと横たわっていた。
過去の過剰な飲酒へのリベンジ、私を虜にした薬物アルコールへのリベンジ、それは、酒を断つこと、断酒を継続することで叶えられる。
断酒で酒害にリベンジするのだ。今も私は酒にリベンジしている。
何にしろ、リベンジには努力が必要だ。
酒へのリベンジは、ただ酒を断ち飲まない生活を続けるだけ。始めた当初は辛いことも多いが、慣れて来れば、どうと言うこともない。
コロナ禍にあった昨年末に比べ、今年は割と落ち着きを見せており、外で酒を飲む機会が増えて来るかもしれない。
酒を断っていなければ、酒による害をもろに浴びることになる。かつての自分の飲んだくれ時代の年末を思い出すだけで冷や汗もの。
若い頃(二十代)に戻れるなら、私は何はさておき断酒する。酒と縁のない20代以降の人生を生きたい。でも、戻れない😥だから、私は自分より若い人々に、酒の害を訴え、断酒の素晴らしさをこれからも伝えて行く。
この暮れも、私は断酒で酒へのリベンジを続ける。
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