今日も、良く晴れて、師走の一日が過ぎた。
今週末がクリスマスで、来週末は大晦日から２０２２年元旦。
２０２１年も、残すところ本当に僅かな日々となって来た。
昨日、飲酒欲求と闘っていた８年前のあの頃を思い出して書いてみて、もうひとつ、今となっては懐かしいことが浮かんだ。
酒を如何に効率よく断ち続けるか、誰に教わったわけでもなく、自ら編み出したやり方、それが『嫌酒戦法』。
酒を徹底的に嫌うことにより、飲まないことを己に正当化し、心の中から酒に対する態度を変えて行く方法。
酒の悪いところ、酒の汚点、酒の害悪について、毎日徹底的に調べてブログに書き、また、酒を断つことの素晴らしさも、日々実感し、そのことについても、ブログに書いていた。
酒を断つ人それぞれのやり方・考え方があるだろうから、私の嫌酒戦法は、その中のひとつに過ぎない。
けれども、この嫌酒戦法、私にはとても効果があり、これのお陰で酒を断つことに成功したことは間違いない。
が、もうこれは過去の話で、今は嫌酒戦法なるものは使っていない、どころか、酒を意識することが無い。
あの頃は、酒を飲み物と認識していたので、徹底的に酒を嫌い、飲まないでいることを正当化する作戦だったわけだ。
今は、もはや酒は私の飲み物リストからは除外され、強いて言えば、調味料としての用途が残ったくらいか。
私のほうで相手をしないので、仮に酒の方から私に闘いを挑んで来たとしても、私は闘いのリングに上がらない。酒との闘いとは、飲むか飲まれるかの闘い、そして断酒後は飲みたくてたまらぬ飲酒欲求との闘い。
私はもう、酒なんぞ全く不要で、人生に必要ないので、飲むか飲まれるかとか、飲酒欲求とか、からは離れている。
最近酒を断って、今飲酒欲求に苦しんでいる人にアドバイスしておこう。
酒に意識が向いている間は、酒を嫌う作戦が一番効果的だと思う。飲み物として意識してしまっているのだから、嫌えば飲まなくなるわけで。
私の場合、いつからか記憶にないが、酒などどうでも良くなって来て、酒を忘れている時間が長くなり、今では一日の内で、このブログを書く時だけ、酒が出てくる。
嫌酒戦法で酒と闘っていた頃が、とても懐かしい。あの頃が妙に愛おしいのは何故だろうか。
私の酒との、闘いは終わったのだろうか。
私にとって、酒はもはや闘う相手ではなくなったことは確かだ。
が、身体に酒が入らないように、厳重なる注意が必要であることは分かっている。
＊広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
（まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります）
