正月三が日も今日で終わりだ。
毎年同じ事を思うのだが、年末から年始にかけて、のんびりしている内に、あっという間に年が明けて、正月が終わってしまう。
この、心の中のゆっくりな時間と、現実に過ぎ行くハイスピードな時間のギャップが、何とも言えず、私には妙な感覚なのだ。
今日の我が家は、妻と娘がどこかへ買い物に出かけてしまい一日中おらず、猫と息子と私が留守番をしていた。
昼寝もたっぷりして、今日から始まったジムも休んで、身体を休ませた。年に何回かは、ある程度の期間、何もしないで身体を休ませることも良いことだと、ジムのトレーナーの青年に教わったので。
ところで、全く気にもしなくなった私の断酒の日数だが、どんなことになっているのかな・・・酒を断ってから３２１７日だそうで、そして、ブログの投稿数は３２２２とのこと。
まあ、これとて、ただ酒を飲まない日を数えただけのこと。そして、毎日欠かさず書いて来たブログ記事の数が重なっただけのこと。そんな感じ。
けれども、この日数が、私の酒を断ってからの人生なのである。
これにつながる話なのだが、
『人生、やり直せないが、生き直すことは出来る。』
と、今日読んだ、ある方のブログに書かれていた。仏教の先生から教わった言葉とのことだ。
私の人生もやり直せないが、酒を断ってから生き直すことが出来ている。その生き直した日々が、今日で３２１７日である。
飲んだくれていた２０代、３０代、４０代の頃を、もう一度やり直したいけど、出来ない。だから、酒を断って人生を生き直している。
やり直せない飲んだくれの過去を持つ人に、断酒を知ってもらい、酒を断ったその日から、人生を生き直してほしい。
オフ会で会う仲間、コメントを入れてくれる仲間、ずっとブログを読んでくれている仲間、共通しているのは、断酒で人生を生き直していること。
酒を断てば、その日から新しい酒なしの人生が始まる。人生を酒なしで生き直すって、とっても粋なこと。
酒を断つと、それまで出来なかったことが出来るようになり、気付かなかったことに気付くようになり、見えなかったものが見えるようになる。
「何が出来るようになり、何に気付くようになり、何が見えるようになるの？」
それはね、酒を断つと分かる。言葉では教えられない。何故ならば、一人ひとり違うから。でも、必ず、酒を断って生き直すと、出来て、気付いて、見える。
あなたも、断酒で生き直してね。
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