年が明けてからずっと、寒い日が続いている。
一昨日の東京での「大雪」について、「この程度で大雪??」と、降り続く雪に大慌ての都民をディスる、雪国マウントが発生したそうだ。
私はディスらないけれど、「この程度で大雪??」の心理は良く分かる。私も全く同じことを思ったので。
ただこれ、私が過去に経験していた、故郷での雪の体験があったればこそで、私にとっては「この程度」でも、東京では定義上「大雪」であったわけだし、雪の経験が少ない東京の人には、面喰らう「大雪」であったことは間違いない。
現に、我が家の「東京の人」の二人の成人した子供たちは、共に口を揃えて、
「寒すぎて死んじゃう!」とか、
「こんなに雪が降り積もったら、明日危なくて外へ出れない!」とか、
大騒ぎしていた。
それはそうだ。だって、生まれてからこれまで、私とか妻の子供の頃のような雪の経験がないのだから。
そのようなわけで・・・私は、マウントを取る行為は嫌いだが、唯一取っても良いとおもうのは、断酒マウントだ。それも、あからさまにではなくて、自分の心の中だけで。
スーパーで酒を買い込んでいる人を見るとき、路上をふらふら歩く酔っ払いに出遭った時、深夜に騒ぐ酔っ払いがうるさい時、その他酔っ払いがアホタレに見える時、私は心の中で、断酒していることの優位性を感じる。
ただ酒を飲んでいないだけなのだが、酒を飲んで酔っ払っている人に対しては、優位な位置付けであることは間違いない。
自分が酒を断ち、一滴も酒を飲んでいないことに関して、飲んだくれている人に対して、自分の心の中だけで断酒マウントを取ることは、断酒していることの優位性を再認識出来て良い。
尤も、我が妻のように、断酒したのではなくて、生まれついてから酒を飲まない人は、断酒マウントなど取っていない。ただ酒を飲む人に対しては、恬淡と接し、自分が優位にあることなど、おくびにも出さないし、そもそもそんなことすら思っていないようで、ただ酔っ払いを軽蔑している。
かつて飲んだくれていた自分が、断酒によって、今は全く酒を飲んでいない。このことで、自分を大いに鼓舞して、断酒モチベーションを維持したいものだ。
それには、自分の心の中で、心の中だけで、断酒マウントを大いに取って、自分が過去の飲んだくれの自分に対して、また、現に飲んだくれている人たちに対して、優位にあることを認識してほしい。
但し、飽くまでもそれは、自分の心の中だけにしておくこと。
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