ほぼ一日曇天の空模様。たまに雨がぱらついた。
肌寒さを感じるほどに、昨日から7~8度は低い気温だったようだ。
昨夏7月から通い始めたジムも、今月でそろそろ1年になろうとしている。当初は、衰える一方の筋肉を鍛えて、少し有酸素運動も出来ればいいかな程度の目的だった。
それがどうだろう。私の身体も考え方も1年で変化した。
この1年、ジムのスタッフの若者に色々と教わり、自分の身体とも相談し、筋トレや有酸素運動やストレッチなどを自分なりに勉強した。そして更に、レズミルズやピラティス、ヨガなどのプログラムに参加するようになった。
結果、今の私の考えは、1年まえの運動を始めた頃からはかなり変化した。筋トレだけでは片手落ちで、身体の柔軟性も必要と言うこと。
筋トレは主に外側の筋肉(アウターマッスル)を鍛えるが、内側の筋肉(インナーマッスル)も鍛えないと、バランスが悪い。インナーマッスルは、ピラティスの先生にトレーニングの方法を教えて頂き、実践している。
こうして私を変えたのは、薬に例えるなら「日にち薬」つまり、約1年の時間経過である。一日一日の変化は大したことがないが、それが積み重なることにより、スタート地点からはかなりの距離を移動したことに気付く。
これは、これまで私が辿って来た断酒の過程に似ている。
最初はただ酒を断ち、苦しさの中で、酒について飲酒について酒害についてアルコール依存症について、日々学んだ。
時間の経過と共に、徐々に私の頭の中は整理され、身体は酒を欲しなくなり、酒を飲まないことが当たり前の生活に変化した。
昨日のブログ記事の最後に、こんな言葉を書いた。
『服用するだけで全く酒を飲みたくなくなる、夢のような薬は出来ないものかな?』
その夢のような薬は実在し、無料で誰でも利用できるし、効能は抜群である。それが、先ほど書いた「日にち薬」。断酒に於いては、私は毎日服用し続けて、今日で3379日になる。
但しこの薬は、即効性が無い。効き目が感じられるまで、かなりの日数服用を継続しなければならない。
継続は力なりと言うが、この日にち薬を続けることこそ、断酒にとっての力であり、断酒のパワーアップにつながる。
一日酒を飲まなかたら、一日分の断酒の日にち薬を服用したことになる。これをただひたすら繰り返し、ひと月、三か月、半年、一年・・・と、その効果を味わうのが良い。
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