朝から青空がくっきりとしており、強烈な太陽光線が降り注ぐ。
見る間に気温はぐんぐん上昇し、昨日を遥かに凌ぐ、真夏の暑さが外から家の中へと侵入して来る。
我が家のニャンズ（ちぃちゃん＆みぃちゃん）は、涼しいところを探しては、べったりとぐったりとしている。
猫は暑くても、もふもふの毛皮を脱ぐわけに行かぬ。冬はまことに暖かそうで羨ましい毛皮も、夏は暑っ苦しくて気の毒ではある。
６月にエアコンで部屋を冷房したことはこれまでになかったと思うが、どうにもこうにも今日の暑さには抗えず、今シーズン初のエアコン始動となった。
猫たちは、快適な温度に調節されたリビングで、ぐっすりと眠り込んでいた。そのあまりのかわいい寝顔に釣られて、人間も昼食後のひと時を、涼しい空間で昼寝。極楽である。
さて朝方のこと、断酒仲間のティモ太郎さんとLINEでやりとり。お互いにスポーツジムでハマっているレズミルズの各種プログラムについて、情報交換をした。
入会しているジムは違えども、参加しているプログラムは、世界的に普及しているレズミルズで、これは分派が無くて、ニュージーランドの会社が一括で管理しているもの。
有酸素運動系がメインだが、他にも、ヨガやピラティスを取り入れたボディ・バランスがあったり、体幹を鍛えるCOREがあったり、中々楽しい。
やり取りの中で、ティモ太郎さんには、私がこの年になって運動に力を入れているのは、断酒しただけではなくて、酒を飲まない元気なジジーになることを目標にしているから、と伝えた。
ティモ太郎さんは、私より一回り以上若い方なので、私とは運動の目標が違い、日常生活の質の向上であったり、ストレス解消であったり、そんな話だった。
私は、ただ酒を飲まないで、口をへの字に曲げているような偏屈な断酒爺さんになるよりは、酒を飲まない元気で明るい断酒ジジーになりたい。
どんなに若さに溢れていても、酒を沢山飲んで、アルコールに心身をやられてしまえば、若くたってぼろぼろの身体ではないか。そこには、元気も明るさも微塵もないだろう。
人は毎年ひとつ年を取り、若者もいつの間にか老年に至るわけだが（私だって昔は２０代だった！）、酒を飲みつつの場合と、酒を断っての場合とでは、同じ年老いたジジーになったとしても、中身は違う。
飲みすぎてヨレヨレの飲酒爺さんか、断酒した酒を飲まない元気な爺さんか。
どうだ、この違いは！
更にその先を見据えるなら、私はぴんぴんころりと、あの世へ旅立ちたいのだ。
それには、断酒と運動が欠かせない。
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