曇天から夕方には雨模様の、薄ら寒い日だった。
朝、ほんの10分くらい太陽が光ったけれど、その後はみるみる内に、鈍色の雲が空に広がった。
お昼頃から雨になる予報だったので、干している大根を午前中に取り込んだ。まだ少し干し足りないのだが、ほぼほぼ切り干し大根化しているので、ＯＫかな。
自家製の切り干し大根は、売っているものに比べると、甘味が半端ない。水分が飛んでヒモみたいになったのを何本か、ハイッて妻の口に入れてあげたら、大根てこんなに甘いの？って、彼女は驚いていた。
今日の我が家は、全員在宅で、猫たちとのんびり過ごした。私だけ、昼前にジムヘ行き、ヨガとZumbaに出て身体を動かして来た。
帰りがけ、Zumbaで一緒だった女性から、
「身体、柔らかいんですねぇ～」と声を掛けられた。
いつも、Zumbaの始まる前に、私がストレッチのようなことをしているのを見て、そうおっしゃったのだろう。
「一年前は固かったんですけど、ほぼ毎日ストレッチして、ここまでになりました」と、私は答えた。
私が昨年ジムに入った時に、ある女性が、ジムのスタッフに、
「見て下さい！こんなに柔らかくなりました！」と、両足開脚の前屈でペターっと床に両腕を伸ばしていた。
私はその女性に、
「わ！すごーい！どうしたらそんなに出来るんですか？」と尋ねたら、その女性からは、
「一年くらい毎日、やってたら、出来るようになりました！」との回答だった。
半信半疑ながら、私もほぼ毎日簡単なストレッチ（真向法）を続けてみた。一日一日の成果はほぼ感じないのだが、ひと月、半年、一年と経てみて、確実に体が柔らかくなっている。
一年前の自分と今の自分では、立っての前屈では、手の先が床に着くか着かないだったのが、手のひらがほぼ着くくらいになっている。開脚前屈では、伸ばした手が床に着かなかったのが、着くようになっている。
１日では１mmかもしれないが、毎日だと３６５mm＝３６．５cmになると言うことだ。
このことは、私は断酒で既に経験済みなので、身体の固さもたぶん毎日やって少しずつほぐせば柔らかくなると信じて、やって来たわけ。で、実際にそうなった！
毎年ひとつずつ年老いるのと比例して、身体も固くなり、腰が曲がりなどして、前屈など出来なくなることが当たり前かもしれないが、それに逆行して昨年より今の方が身体が柔らかくなっていることが、とても嬉しい。
身体ばかりではなく、頭も固くなりがちなので、柔らかくありたいと思い、こちらの方も日々努力している。
具体的には、若者との会話を積極的にしている。我が家の子供らとか、ジムのスタッフの若者とか。
あと心掛けているのは、起こらないことと、急がないこと。いつもにこやかに、全ての動作はゆっくりと。
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