朝から夕方までずっと青空が続いた。
私の居住地からは、すっぽりと雪に覆われた富士山が、くっきり見えた。
たまには雨の一日も必要だろうけれど、今日のような晴れの日は本当に清々しい。
ある断酒仲間から聞いた話で、ん?と感じたことがあるので、書いてみる。
話は簡単で、断酒歴の長い人が、断酒を中断し飲酒再開して、今では適正飲酒を謳歌しており、その方にも飲酒再開を勧めているとのことだ。
この手の話には注意が必要である。
その、断酒を中断して飲酒再開し、今では適正飲酒をしていると言う人だが、それが一生続くことは考えられない。私がこれまで10年近くに渡って見聞して来た中で、このような人の末路はほぼ100%、元の木阿弥であることが判明している。
即ち、ある期間断酒していて、何らかのきっかけで飲酒を再開した場合、最初のある期間(数日~数か月)は適正飲酒らしきことが出来る。それで、なーんだ、自分は大丈夫じゃないか!と錯覚する。
そして・・・ある日ふと気づくと、適正飲酒が過剰飲酒になっており、もう再度断酒する以外の道が残されていない。
元々アル中(アルコール依存症)だった人が、酒を断ち、ある期間そのままにしておれば、その病が完治するのだろうか?
アル中(アルコール依存症)は、不治の病であることを理解しているのかどうか。その辺りがポイントだ。
断酒中断して飲酒再開した人に勧められて、なぁーんだ!そうなのか、ならば私も断酒をやめて飲酒を再開して適正飲酒を楽しもう!などと勘違いしてはならない。
またかつての過剰飲酒地獄に墜ちて、苦しみながら断酒を選び、断酒が安定するまで努力をしなければならないのだ。分かりきっている。
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