寒い日が続いており、今日も空一面に重く垂れこめた雲が。
こういう日こそ、スポーツジムは有り難い。暖房が効いており、着替えて運動をすれば、汗が滲む。
先日、血糖値が異常に高くなり緊急入院を余儀なくされた、関西弁のCさん。今は元気に働いている。
聞けば、一日に4回の指先穿刺による血糖値測定をしており、インスリンは夜に1度、腹に打っているそうだ。
つい数日前、用があってCさんが運転する車に同乗したのだが、その時Cさんは、
「最近、目がかすむことが多くなりましてん・・・」
と、目の異常について話してくれた。
(え!目がかすむって?)
私は、Cさんの話を聴きながら、心が穏やかではなかった。
運転に支障はないのか?目がかすむのは、糖尿病から来る網膜症ではないのか?
色々とCさんに質問を浴びせてみたのだが、本人は至って他人事で、インスリンで血糖値が正常範囲にあるので、何も問題はないとのスタンスだった。
それでも私は、Cさんに、すぐに眼科へ行った方が良いとアドバイスしたのだが・・・
時間が出来たら行ってみる程度の返事だった。
Cさんは、自分の病である糖尿病について、全く学んでいないし、学ぼうとすらしていない。どんな病気でも、医者に行けば治してくれると思い込んでいるようだ。
糖尿病については、友人のCさんのお陰(?)で、今では私の方がかなり詳しくなっている。糖尿病は血管の病なので、調べれば調べるほど、全身のあらゆる臓器が傷害され、様々な業気になることが分かる。
糖尿病患者のCさんよりも、私のほうが青くなっている。
Cさんは、退院してからも酒は一滴も口にしていないと言っているので、これは本当らしい。大酒のみなのに、大したものだと思う。
だがもう一つ、己の病を知り、それについて学ぶことが、Cさんには欠けている。致命的だ。
私は自分の病=アルコール依存症について、深く広く学ぶことによって、不治の病から回復し、コントロールすることが出来ている。
不治の病でコントロールが可能である点について、糖尿病もアルコール依存症に似た病である。
Cさんは、私を含めた外野から何と言われても、全く意に介さない。なので私は、彼はそんなに長くは生きられないのではないかと懸念している。
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