午前中は曇っていて太陽が見えず、リビングは温まらず寒かった。
いつも日向ぼっこを楽しみにしている猫たちだが、ちぃちゃんは妻の膝の上、みぃちゃんはお気に入りのねぐらで丸まっていた。
我が家はこの冬（だけでなく毎冬）、暖房は一切使わないで生活している。一戸建てと違い、マンションは気密性が高いのと、上下左右が居住区なので、断熱効果が高いから、比較的暖かい。
それに、東京はそれほど寒くないし、部屋の中が寒ければ、ちょっと着込めばそれで済む。
私の生活から酒が消えて、そろそろ１０年になるわけだが、酒に対する思いを述べてみるならば、正直なところ、酒なんぞどーでもいい。
酒をやめた当初は酒を大嫌いになり、酒に対する恨みつらみと嫌悪感とを原動力にして毎日ブログを精力的に更新していた。
それが、いつ頃からか、好きとか嫌いとかを超えて、酒がどーでも良くなってしまった。
１０年の歳月が、私の酒に対する思いを少しずつ変化させ、あれほど反吐が出るほどに酒をこてんばんにやっつけていたのに、今や酒とか断酒とかには、興味が失せてしまった。これが本音。
断酒丸１０年を迎える再来月の半ばまで、このスタイルでブログを綴ろうと思っているのだが、酒に関しては書くことが無い日が多い。
酒を飲まない１０年は、私の酒に対する思いを確実に変えた。酒に対する思いの変遷を辿ると、何だか酒を断った初年度のが妙に懐かしいのは何故だろう。
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