息子の新居では、薄っぺらい布団であったが、良く眠れた。
家と同じく、一度真夜中に目覚め、もう一度眠り、起きたら5時ごろだった。
湯を沸かしてドリップコーヒーを淹れて、ゆっくりと味わった。
火を使わずに、鍋などの調理器具そのものが発熱するIHクッキングヒーターは初めて使ったが、私が思っていたよりもすぐに湯が沸く。ひょっとしたらガスよりも早く沸くのだろうか。昨夜はこの電熱器具を使って、フライパンで簡単な炒め物もしてみたのだが、ちゃんと調理出来て、驚いた。
父親が息子のところに来たら、その夜は親子で酒を酌み交わすのが一般的なのかもしれない。
今こうしてブログを書きつつ、酒など全く話題にすら上らなかったことが、自分にとってどれほど誇らしく素晴らしいことなのか、噛みしめている。
冒頭の話に戻すと、息子の起きる前に、食器棚に滑り止めシートを敷いたり、起きてからは一緒に朝食のパンを食べたり。
そして、昨夜買って来た、洗濯機上の収納棚を一緒に組み立てたり。私だけ100円ショップへ行き、ワイヤーネットと結束バンドなど買ってきて、トイレに置く棚を作ったり。
そうこうしているうちに、昼になり、昼食は息子が作ってくれた。ちゃんとご飯を炊き、みそ汁も作り、おかずは、鶏のささみと野菜を炒めたもの。短期間の間にここまで出来るようになったのは大したものだ。
こうして、酒なし親子のほうが幸せであることを、ひしひしと感じている。
・‥…━━☆《10年前の今日》
鬱病のことを書いている。
この当時に5年前と言っているので、今からだともう15年前になる。アルコール依存症も精神的な病であるが、鬱病も同じだ。
確かこの鬱病を患っていた頃は、大好きな酒さえも受け付けず、寝てばかりいたような記憶がある。それをも、妻がおかしいと感じたのだろう。
断酒に至ったアルコール依存症の重症化に関しては、懐かしささえ漂う今日この頃だが、この鬱病に関しては、全くのマイナス的な感情しか無くて、思い出すのさえ厭われる。
・‥…━━☆☆☆
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