先ずは、冒頭にて、一句。
『散り急ぐ 桜吹雪の 潔き』
(ちりいそぐ さくらふぶきの いさぎよき)
花見には絶好の、晴れ上がって気持ちの良い日だった。私は外出時、Tシャツで過ごしたくらい、暖かいと言うよりも暑いくらいの空気。
息子は今日から仕事で、研修が始まったそうで、張り切って早起きをしたと、LINEをくれた。
私は、2週間ぶりに、ジムのボディ・コンバットとボディ・アタックに参加して来た。矢張り、仲間と一緒に音楽に合わせて身体を動かすのは気持ちが良い。
実は、この後、花見に行かないかと、あるジム仲間に誘われていた。先日書いたけれど、最初誘われた時は、出席する積もりだったが、雨で流れた。今日のは、その雨で流れた後に計画されたのだが、誘われた時点で、やんわりと断っておいた。
花見には必ず酒が出て来て、参加者はそれを飲み、酔う。私は酒を飲まないので、ウーロン茶やジュースなどで付き合う訳だが、何だかそれがバカバカしい。ただそれだけの理由で断った。
おもしろいもので、妻も今日は昔の仲間に誘われ、花見に出かけた。新宿御苑でやるとのことで、彼女はいそいそと出掛けて行った。昔から酒など一滴も飲まずに、飲んだくれの人と付き合うのに長けている人なので、綺麗な花を観るには良い機会だと踏んだのだろう。
私のように花見を断る人、妻のように花見を楽しむ人。花見にも諸事情がある、と言った次第。
酒有りで腰を据えての花見は断ったが、ジムから帰って少し遅めの昼食後、ちょっと買い物に一人で出た私は、ある駅で下車して石神井川の散る行く桜を愛でた。
冒頭の一句は、その時に頭に浮かんだものだ。
川の表面には、上流の方から流れて来た桜の花びらが無数に浮いて、渦巻いたり勢いよく流れ去ったりしていた。その上方では、咲き終わった桜の花びらが、桜吹雪となっていた。
もちろん、川べりでは、多くのグループが花見と称する酒盛りをしており、それはそれは賑やかだった。
・‥…━━☆《10年前の今日》
10年前のこの日の記事は、何の説明も不要かもしれない。
かなりのインパクトがある内容なので、多くの人に読まれ、オフ会でも必ず話題になった。
この記事を何度読み返したか分からない。自分でも読み返した回数が一番多いいのではないかと思う。
今でも、本当に息子に「ゴメン!ほんとにゴメン!赦してくれ!」と土下座して謝罪をしたい。
この件は、息子の心の中でずっと残っており、散髪とか床屋とかの話題になると、必ず
話題として出て来る。
ヨッパライは、社会にとっても、家庭にとっても、害悪でしかない。
・‥…━━☆☆☆
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