病的な酒飲みの三態について、考えた。
三態とは、純粋な物質のとる三つの状態で、気体・液体・固体、何れかの状態になること。アル中の三態とは、やめない・やめたい・やめられない。
誰から何と言われようとも全く動じることなく、病的に酒を飲み続ける人がいる。
一方、ある時点から自分の酒に疑問を感じて、やめなければと思いつつも、飲み続けている人もいる。
例えば、3人の人が酒を飲んでいるとして、心の内は、三者三様かもしれない。
やめない人、やめたい人、やめられない人。
やめない人は、依存症と言う病気のため、飲み続ける人。
やめたい人は、やめたいと思いながらも、飲み続ける人。
やめられない人は、やめる努力は試みるものの、ズルズルと飲み続ける人。
やめない人は、これから先、どこかの時点で酒を断とうと思うことがあるかもしれない。が、それは殆ど有り得ないほどの確率だろう。
やめたい人。せっかく己の酒の問題に気付いているのに、断酒を実行に移す事を躊躇い、飲んで酔う日々を選択している。
やめられない人。断酒を試みたことがある。だが、ある期間を経過した時、誘惑に負けてひと口飲んでしまってから、ズルズルと飲み続けるが、また断酒に挑む。これを繰り返してしまう。
これら3タイプの飲んだくれている人全員の方に、是非とも、やめた人になってほしい。
一度、酒との縁を切って、苦しんでみてほしい。その苦しみは、酒を断つための、前向きの苦しみで、しかもずっと続くものではなくて、いつかは消えてしまう。
私がこうして、断酒のことだけに限定した内容のブログを日々書き続けているのは、一人でも多くの飲んだくれに、断酒をしてほしいからだ。
やめたい人、やめられない人は、ネットで断酒のことを検索することもあるだろう。何かのキーワードで、これまで書いて来たどれかの記事がヒットして、その人の断酒のきっかけになるなら、これほど嬉しいことはない。
あなたの飲酒はおかしい。やめたほうが良い。これからの人生、酒を捨てて、ずっと素面で生きてみないか。私や多くの断酒仲間が既にじ道を歩んでおり、断酒生活を楽しんでいる。
地球上の断酒仲間をもっと増やして、多くの酒浸りでどうしようもない人生を、酒なしのキラキラ輝く人生に変える、ほんの小さな手助けができれば、幸甚である。
日々のコメントを読んでいると、仲間のみなさんの断酒への思い、今の生活の快適さがとても良く伝わって来る。
断酒なんてしないほうが良かったとか、酒をやめてから良いことがひとつもないとか、そんな話を聞いたことは一度もないし、そんなことを言う人は、全ての断酒erの中に誰一人としていない。
今、酒をやめようかどうか迷っている人がいたら、どうか安心して酒を断ってほしい。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)