はてなブックマークを何気なく見ていたら、のんだくれだった自分にとって、ゾクゾクするように怖いけれども、半面、有益な情報を見つけた。
『場末P科病院の精神科医のblog』の《恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた)》という記事。
なんと、この先生のブログには
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「アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はアルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変化してしまうという論文が出たのである。」
「そして、この論文では、最後に、アルコール依存症の解毒時の禁断症状などを緩和するために酢酸を供給することが有益になるだろう。と締めくくられていた。」
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と書かれている。とても詳細にアルコール依存症と酢酸のことを論じてある。更に、アルコールの過剰摂取で陥る認知症のことを「アルチュハイマー」と称し、別の記事でも、とても有益な情報を書いて下さっている。40歳前にアルコールによる認知症を発症し、未だ入院中の患者さんも数名いると書かれている。アルコールの怖さが良くわかる。興味と時間のある方は、是非ご一読を。
この先生のブログ、私には、いい意味でとても刺激的なことが書かれている。断酒にはとてもプラスになる。こちらの先生は現役の臨床医として、アルコール依存の患者さんを日常的に診ていらっしゃるので、書かれている内容が実に興味深い。この先生のブログに出会えたことも何かの導きなのだろうか。断酒の神様(!?)に感謝している。
私は何気なく酒の代わりに「クエン酸」やら「りんご酢」を飲んでいた。実は、断酒中には、酢酸を身体に取り入れたほうがいいみたいだ。これには、びっくり仰天した。何となく身体が酒の代わりに求めていたものが、「酢」だったのだ。クエン酸も酢酸も、似たような化学式で、体内ではクエン酸から酢酸に、その逆の酢酸からクエン酸にも変わるらしい。
ひょっとすると(しなくても)私の脳は、ブドウ糖ではなく、酢酸を栄養源にするよう変化してしまったのだろうか?
まだ、論文が発表されたばかりなので、なんとも言えないところかな。原文は英語のようなので、私には読めないし。医学的な知識もないので、こちらの精神科の先生のブログを、これからも読んで、勉強させて頂こうと思っている。
何れにしろ、クエン酸とか、りんご酢は、苦し紛れに飲んでいたのだが、断酒を行っている身体には、どちらかというと良い物であったようで、ひと安心している。夕食時の、飲酒欲求が激しい時、今でも、ビールのように、ごくごく飲んでいる。(といっても、クエン酸も酢も、かなり薄めてだが)
ただ、味が、かなり刺激的なので、私は平気だが、これを読まれている方々、お一人お一人、味覚が違うので、どうなんだろう。
もし、クエン酸や酢を飲まれている断酒中の方がいらっしゃれば、どんな風に、どのくらいの量を飲んでおられるのか、是非教えて頂きたい。
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