断酒116日目の記事で、筑波大学の水泳部18歳男子学生が亡くなったことを取り上げたばかりなのに、今度は、20歳の北海道大学の学生だそうだ。
武道系の部活動の宴会での飲酒だということだ。7月19日夜から20日未明にかけて、酒を飲んで、泥酔の上、急性アルコール中毒で亡くなった。
そもそも、学生って、酒なんぞ飲んでいい立場なのだろうか、という素朴な疑問もあるが。。。大体、20歳くらいでは、アルコールの怖さなど分からない。どのくらいの量なら大丈夫なのか、100人いたら100人とも違うし、例え本人が把握していたとしても、その日の体調によって、また違ってくるし。
大量に飲んだら死に至る飲み物が、中身の毒性を隠すためにカラフルに装って、日本全国どこにでも、合法的に売られている。
今朝、ニュースを読んで、頭にきてすぐにtweetしたのは、どんな種類の酒でも、下記の注意書きを、パッケージに大きく刷り込んでほしいということ。
『大量に飲むと、死ぬことがあります』
「お酒は二十歳になってから 」なんて、とぼけた標語では、何の役にも立たない。
それと、飲酒に関して、啓蒙活動がゼロに等しいので、若者には、飲酒の怖さをきっちりと教育する義務が、大人にはあると思う。我が家の若者は、まだ中学生だが、飲酒については、毎日のように教えている。
酒は、『死と犯罪』に直結する、恐ろしい飲み物なのだということを、若い頭脳に刷り込まないと、今後も、このような痛ましい飲酒事故は減らないだろう。あまりにも気軽にアルコール飲料が大量に消費されすぎている。
しかも、『宴会』と称する集まりに、『酒』は、なくてはならない飲み物として、定着している。必ず、酒が、そこにある。丸で、「何故山に登るのか?」「そこに山があるから」のように、「何故酒を飲むのか?」「そこに酒があるから」みたいだ。
もし、亡くなったのが、自分の子であったら、と想像すると、背筋が凍る。20年も育てて、やっと大学生にまでなり、これから、というときに、酒なんぞに命を奪われるなんて、許せることではない。人の命を奪う可能性のある飲み物なのに、その毒性について、なんの教育も受けずに、単なる慣習で大量に飲み・飲まされ、死んでしまうなんて、常識外れだ。
しかも、この手の出来事は、なんども繰り返される。性懲りもなく。だいたい、大学の担当部署も、いつも事件が起きてからあたふたしている。偉い人が頭を下げて、終わり。根本的な解決になっていないから、また、他の大学で同じことが起こる。
20歳から飲酒していい、なんて法律は即刻改正して、30歳からにしてほしい。そうすれば、痛ましい若者の飲酒事故が、今より減るのではないか。
酒造メーカーも、大量に作って売ることばかりではなく、自分たちの作った飲み物が社会に与える影響を、もっと深刻に考えてほしいものだ。如何に多くの人に買わせて、飲ませるか、の側面からCMを作って垂れ流しているだけ。その陰では、アルコール依存に陥ったり、急性アルコール中毒で若者が死んでしまったり、飲酒運転で事故がおきたり、など、様々な問題が毎日出来しているのだ。
断酒して良かったのは、今までブログで書いてきた様々なこと以外に、こうした、アルコールを巡る社会情勢に、とても敏感になったということだ。過度の飲酒の危険なこと、ばかばかしいこと、など、自分が断酒しないと見えてこないから。
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今日は、鳩と、その卵の写真を。朝見つけたのだが、鳩の卵というのは、たぶん、初めて見た。鶉の卵くらいか。真っ白なんだな。卵の左にある青いのは、なぜか、洗濯バサミ。何に使うんだろ?
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