飲んでいた頃は、酒と癌を結びつける考え方は、したことが無かった。
寧ろ、癌は、精神的なストレスのほうが影響が大きいのだろう、自分は酒でストレスを発散しているから大丈夫だ、という程度のアサハカな思考であった。
以前、アルコール性認知症の事を書いた時、参照した、厚生労働省の「ｅ－ヘルスネット」というサイトに、以下の記述がある。
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アルコールと癌
WHO（世界保健機関）の評価（2007年）では、飲酒は口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸と女性の乳房の癌の原因となります。また、アルコールそのものに発癌性があり、少量の飲酒で赤くなる体質の2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人では、アルコール代謝産物のアセトアルデヒドが食道癌の原因となるとも結論づけています。
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たまたま、ある方のブログのリンクから、食道がんを患っている方のブログを読んだら、その方は、癌が判明する前の食生活で、毎日相当量の酒を飲んでいた、と書かれており、アルコールと癌の関係を調べたら、上の文章がすぐに見つかった次第。
アルコールそのものに発癌性がある、とWHO（世界保健機関）が認めている！つまり、少量または適量なら大丈夫ってのも、眉唾ってことだね。発癌性があるものを、少量でも毎日飲んだら？
今まで、私も相当量の酒（アルコール）を飲んで来ている。ビールや酎ハイなどの、アルコール分が薄い酒だけでなく、アルコール度数が４０度以上もある泡盛も大好きで、ロックで飲んでいた。あれが、喉を通り過ぎ、食道を通過し、胃に落ちて行ったのが、何千回、何万回あるのだろうと思ったら、背筋が寒くなった。
ん～。今更、無かったことにできないし。今のところ、特に身体に異変は生じていないが、過去の大量の飲酒が、身体のどこかに悪影響を及ぼしていないかどうかなんて、分からないしねー。
ちょっと考えてみると…私の身体のてっぺんでは、脳が萎縮してるかも、少し下がって口腔と食道もやばいかも、腹の中の各種臓器も、いちいち取り出すわけにもゆかぬが、胃、大腸、肝臓、膵臓、どうなってるんだろう。その他、血管やら心臓やら、あらあら、まだまだあるなー。
自分の身体への負担など何も考えず、ただ酔いたいがために、毎日大量に飲酒していた過去の己は、やはり、大馬鹿モノであると、再認識した。ただ、どんなに反省したところで、過去の大量飲酒を取り消すことはできない。
今、飲んでいる人で、やめたいと考えている人！すぐやめたほう良いですよ。WHOが、アルコールに発癌性があると認めているってことは、酒は毒ってことで、飲酒は自殺行為ってことになるものねー。
しかし、不思議なのは、今の時代、食品への添加物等で、発癌性が認めれらると当然それは排除だが、その前に、発癌性を疑われるだけで、マスコミも世間も大騒ぎして、その物質の除外に動くのに、酒に含まれているアルコールは、同じく発癌性が認めれられていて、何故に例外なのかなぁー？これ、実に不思議だな。
２００７年にWHOが評価しているなら、マスコミも世の中も、もっと大騒ぎして、アルコールには発癌性がある！アルコールは酒に含有されている最も主要なる成分であるからして、飲酒を控えよう！な～んてキャンペーン張っても良いのになー。
寧ろ、飲酒行為を盛り上げる方向に世の中、動いているよね。
大昔、私が保育園～小学校低学年の頃、某国民放送の教育番組で、
♪不思議だな よく見よう 面白いな よく見よう
てのをやっていて、まだメロディーを覚えているが、酒の製造・販売行為と飲酒行為を、この歌のように観察すると、中々おもしろいなー。よーく見て、裏を考えると、ますますおもしろいなー。
と、酒を飲まないと、こんな楽しみもあるよ～ん。
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