私が今、ある程度酒断ちに成功している(←継続が前提なので、過去形にはならない)要因のひとつに、テレビを見ないということも、あるような気がする。
よく、当ブログにコメントを下さる皆さんが、テレビでの野放しなアルコール飲料のCMが腹立たしいとおっしゃる。私も、本当にそう思う。けれども、私の場合、たまにリビングを通ると家族がテレビを見ていて、横目にそういったCMがチラっと視界に入る時があるだけ。
二十代の頃、仕事が忙しく、帰宅はいつも深夜で、当時、白黒(!)の小さなテレビしか持っていなかった。もちろん、ビデオデッキなんてあるわけもなく。しかもテレビは、ラジオ代わりにニュースを聞くくらいの使い方しかしていなかった。
それから、今に至るまで、テレビには何の興味もなく、殆ど見ない。だから、ドラマとか、歌手とか、タレントなど、流行りのことは、あまり知らない。
もちろん、家族は見るので、デジタル放送になる時に買い換えた、大きなサイズのテレビが、居間に置いてある。録画用のハードディスク&BDデッキもある。
でも、私は、見ない。強いて言えばボクシングなどの格闘技が好きなので、世界戦とか、大晦日の特番とかは、見る。自室のパソコンにチューナーをつけて、観戦する。その他は、DVDで映画をよく見るだけ。
テレビは、視覚と聴覚に訴えて、いろんなものを買わせようとする。無防備な人間の心理に、ズカズカと土足で入り込む感じがする。特に、CMが、そうだ。酒のCMは、断酒を始めて間もない人には、本当に目の毒だと思う。それを見るつもりではなく、好きな歌番組やドラマを見ているのに、合間にCMとして飛び込んで来るので、たちが悪い。
私のようにテレビを見ない人は少数派なのかなー。
テレビを見ないと、断酒に効果的って、これは、本当!
酒造メーカーが、あの手この手で、売れっ子のタレントを起用して、CGも使っていかにも美味そうなアルコール飲料の映像を流しているけれど、どんなに手の込んだCMを作って放映しようと、全然テレビを見ないオイラにゃ、関係ないもんね(笑)
愉快!痛快!テレビ無視!
テレビを良く見る人で、今、断酒中の人には、あのCM辛いと思う。もし、飛び込んできたら、目を閉じ、耳を塞ぎ、情報をシャットアウトするのが一番いいのかな。でも、そのうちに慣れてくれば、その酒のCM自体が持つ飲酒礼賛自画自賛の内容のバカバカしさに気付き、平気になる時が来る。
世の中、その人には不要なものを買わせようと、あらゆる宣伝がテレビだけではなく、あちこちに張り巡らせてある。特に、アルコールに限らず、何かの依存症で、それを満たすためにお金が掛かる場合は、その蜘蛛の巣に引っかかり、広告主に搦め捕られないように、十分に注意しなければならない。
落とし穴や罠は、どこにでもある。それは、善意の顔をしており、一見美しいことが多い。それが必要かどうか自分で判断し、不要なものは排除しつつ、日々生活出来るようになれば、酒なんぞ怖いものではない。私は、テレビを排除することにより、酒を遠ざけることが出来ている。
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