昨日で酒を断ってから丸10ヶ月、今日から11ヶ月目に入る。
私の飲酒人生の命日は、2013年3月14日。
私の断酒人生の誕生日は、2013年3月15日。
月命日は14日。半年くらいまでは意識していたが、昨日は忘れていて、今朝、ジョギング中に思い出した。あー、日は3桁を越えたけど、月も二桁越えたか。でも、まだ、年の単位には達していないなー、と。
今までこんなこと考えなかったけれど、ブログや書籍で、断酒した日を第二の人生の誕生日としている方が多いのに気付き、なるほど~、そういう考えもあるのか、と、文字にしてみた。
短歌を作ってtweetもしてみたので、下のTwitterをご覧ください。
ところで、そんな、第二の人生を無邪気に喜んでもいられない、気になる記事がgooにあった。
以前にも、アルコール摂取による脳萎縮のことは書いた。検索サイトから来ている方のキーワードで、アルコールによる脳萎縮というのが、かなり多い。やっぱり、酒を飲みつつも、その弊害が気になるのだろう。
しかし、このリンク先の記事を読んで頂ければ分かるが、もしアルコール過剰摂取が原因で脳萎縮が起きていたら、救いはない。若い頃大量に飲んでいて、最近その量が適正になったという中年の人が出ているけれども、脳ドックで受けたMRIの結果、医師から衝撃的な結果を聞くことになる。
若い頃大量に酒を飲み、今現在適正飲酒をしている中年が、100人いたら、100人とも、脳萎縮になっているというわけではなく、その可能性があるということだ。が、しかし、私のように、若い頃からの大量飲酒を思い出し、恐怖を感ずる人も多いのではないか。
私は受けていないが、もし、MRIで検査を受けて、脳萎縮が判明したところで、それを治療することは出来ない。過去のアルコール大量摂取を悔いるだけだろう。しかも脳萎縮が、アルコール性認知症の原因になるというから、穏やかではない。
過ぎ去った時間をもう一度生きることは出来ない。最後の飲酒日を、ノンベーの自分の命日として、心に刻んで、ピタリとやめた日を新たなる誕生日として、酒のない人生を生きるしかない。どうせ生きるなら、明るく楽しく生きよう。
私は今のところ、年齢相応の生活が出来ており、これといって異常も見当たらないので、脳ドックを受ける予定もないが、こうしてブログの文章を紡ぎだしている自分の脳が、実は萎縮している可能性があると思うと、やっぱり心中穏やかではない。
ただ、断酒に遅すぎるということは無いと、断言できる。アルコールによる脳萎縮に恐怖を感じたら、それを良いきっかけとして、今日をノンベーな自分の命日として、明日を第二の断酒人生の誕生日としたら如何であろう。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐに反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>