日頃から殆どテレビは見ないので、流行りの人や番組などは全然知らない。
が、ネットのニュースには、それらの人々の話題が喧しく、これでもか!というくらい載るので、嫌でも目に入る。
今日驚いたのは、某タレントが泥酔状態で、番組の司会をしたというニュース。先ずは、この世の中で、泥酔状態で出来る仕事ってあるんだ。そんなこと許されるんだ。という、驚きを隠せない。
しかも、当の本人は、今後も同じ状態で出ることもあると嘯いているらしい。そんな甘い世界では無いはずだが。
例えば、仕事で人を運ぶタクシー、荷物を運ぶ運送会社のトラック。これらの仕事をする人が泥酔状態なんて、空恐ろしい。患者の手術を担当する外科医が泥酔状態とか、どうだろう。他にも、沢山の仕事があるが、泥酔状態で出来る仕事があるだろうか。
こんなことが許容されるという事自体、私たちの社会の、飲酒に対する甘さが浮き彫りになっている。
酒臭い息を吐いてヨレヨレならば、門前払いが妥当だと思うが、そうではなく、「大丈夫?」って周囲が心配して、出したんだろうけれど。。。
テレビは、子供も見ている。あー、テレビのお仕事は、お酒に酔っていても出来るんだね。僕も、私も、テレビのお仕事しようかな、なんてね(笑)
ところで、昨日、ごまちゃんからのコメントで、とても興味深いことを教えて頂いた。CMなんかをバンバン流している酒造メーカー御三家は、大学生の就職したい企業の上位に入っているのだそうだ。
そもそも、学力選抜でいい大学に入り、更に選ばれた者が就職試験を突破して入社し、売り上げを伸ばすために、仕事として、酒の製造から販売までを行うわけだ。こちらは、あんぐり口を開けて、出来たものを買って飲むだけ。
これはもう、ぼんやりしてたら、いつの間にか上得意になって、せっせと酒造メーカーや販売店の売り上げに協力しつつ、自分はアルコール依存症への道をまっしぐらにひた走っているわけだ。
何度も書くけれど、企業は、売り上げが第一。誰が酒を購入したって、それが利益につながるわけで。何を言いたいかというと、予備軍も含めると、全国に400万人はいると推計されているアルコール依存の人が日々購入している酒も、酒造メーカーや販売店の売り上げになっているということ。
400万人の人が一日に200円の缶ビールを1本飲んだとしても、それだけでなんと、8億円!の売り上げになる。企業は、問題飲酒者からも、しっかり儲けているわけで。買って飲まずにはいられない人々は、固定客だ。
もちろん、アルコールに依存している人が、一日に1本の缶ビールで満足するわけがなく、色んな酒を取り混ぜて、この5倍は飲んでいるだろう。そしたら、一日あたり、400万人×1000円=40億円!一日で、40億円の売り上げ!笑いが止まらないだろうなー。
密売人が捌く薬は、法律で禁じられているから、厳しく取り締まられるが、酒は、大手を振ってまかり通る、合法的なドラッグ。
やっぱり、いち抜けたっ!ということで、飲酒からは身を引くのが、人生の最良の道だろう。
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