《スコトーマ》とは何だ?
それを外すとは、どういうことだ?
あまり聞き慣れない言葉だと思う。飲んだくれの頃に読んだ、題名は忘れたが、苫米地英人という人の本の中に、書いてあったのを思い出した。
スコトーマとは、心理的盲点のこと。見えているのに見えていない。今の自分の生活に安住している限り、それに気づくこともないし、もちろん外れることもない。
私は、今になって、飲酒という習慣が、自分にとっては《スコトーマ》だったことを認識した。ビールやサイダーの瓶の王冠を栓抜きで外すように、パコッと簡単に取れればいいが、そうは問屋が卸さない。
ただ、これが外れてしまうと、《スコトーマ》の説明本や、ブログなどに書いてあるけれども、それまで見えていなかったものが見えるようになるし、それまで認識していた世界の外側に存在するものが分かるようになり、価値観が変わる。
読書にしても、先生や親から言われたり教わったりしたことにしても、その時に理解できなくても、後年、ある時に、スコーンと、あ、あれはこのコトだったのか、と分かる時がある。
酒に関する《スコトーマ》は、外れると、かなり断酒が楽になるが、これをどうやって外すのか、というのは非常に厄介だ。人によって、違うから、一概に、こうすれば良いとは言えない。
飲酒生活を快適に感じている人は、論外なので、ここでは取り上げないが、少しでもそれを不快に思い、酒をやめたいという思いがあるなら、心理的盲点《スコトーマ》について、ご自分で研究されて見るのもいいかもしれない。少なくとも、マイナスにはならないと思う。
今や、本もネットで検索し、注文すれば翌日には届く時代であるし、その気になれば、有益な情報が、様々なサイトやブログに載っている。どう活かすかは、本人次第だと思う。
注意しなければならないのは、何かを目的としたときに、それを実現するために高額の費用が発生する場合だ。この情報を買うと、凄いやり方が書いてある(←PDF文書が多い)、このセミナーを受けると世界が変わるとか、これを飲むと○○になるとか。。。これらは、大抵、お金を取られるだけの、悲しい結果で終わる。
お金で断酒が解決するなら、名だたる世界のアルコール依存症の有名人が、それで命を短くするわけがない。1億円用意出来れば、完全に断酒出来ます、なんて聞いたことがないし。
断酒のために用意しなければならないのは、多額のお金ではなく、 本人の心の底からの、酒をやめたい!という気持ちだけなのだ。
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