『惜しみなく酒は奪う』
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『惜しみなく酒は与う』
怒り
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怠惰・堕落
不誠実
暴力
あらゆる病気(特にアルコール依存症)
口臭(かなりな悪臭)
脳萎縮
忘却
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争い
喧嘩
夫婦の不和
家族関係の破綻
人間関係の破綻
飲酒運転事件・事故
その他酔っ払い事件・事故
怪我
老化
アルコールが原因の死
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順不同だが、酒に奪われたものの対極に位置するものが、酒が与えてくれるものだ。両者は、表裏一体である。
もちろん、全ての人に当てはまるわけではない。割り切って上手に酒と付き合い、良好な関係を築いている人も多い。該当するのは、飲酒に問題を抱え、酒を断つ道しか残されていない人々だけである...と言いたいところだが...
実は、普段はいわゆる適正飲酒で済ませている人でも、時に、飲み過ぎてトラブルを起こしたり、巻き込まれたりすることがある。そこが、酒の怖いところだ。なにも、アルコール依存症の人ばかりが酒に色んなものを奪われているわけではない。
例えば、折角大学に入ったのに、大量に酒を飲んだことによって、死んでしまう若者がいる。これは、急性アルコール中毒と言う、酒の毒性によるものだ。
飲んだ人の誰しもがそうなると言うわけではないが、飲んだ人の内の一部の人は、酒害の犠牲になる可能性があるという点で、やっぱり、惜しみなく酒は奪うのだ。
確実に言えることは、酒を飲まなければ、ほぼ100%近くの酒害から身を守ることが出来るということだ。ほぼ、というのは、酒害というのは、飲んだ人が被るばかりではなく、飲んでいない人が、酔っ払いの毒牙に掛かることがあるからだ。これも、酒害である。
ところで、また最後に時事ネタだが、「不適切な飲酒」の発生・進行・再発の防止について、国や地方自治体の責務を明記した「アルコール健康障害対策基本法」が明日6月から、施行される。国や地方自治体が不適切飲酒対策の「当事者」となる、との報道を読んだが、一体、国や地方自治体がどんなことをするのだろうか?
この法律は飲酒そのものの規制などではなく、酒を取り巻く諸々の環境や周辺を、不適切な飲酒に結びつかないように、また既に苦しんでいる人には適切な救いの手を差し伸べようとするものだ。
ということは、酒を飲み過ぎてはいけませんよ、飲み過ぎて困っている人は相談に乗りますよ、売る人はあまり派手にやらないでね、程度のものであれば、はっきり言って、殆ど意味がないだろうと思う。
掛け声倒れにならぬよう、その成果に期待し、今後の推移を見守りたい。
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